G1位指名の関西国際大・翁田投手「新人王狙う」…野球部主将「巨人のエースになって」

 プロ野球のドラフト(新人選手選択)会議で11日、巨人に1位指名された関西国際大の翁田大勢(おうたたいせい)投手(22)。兵庫県多可町出身で、県立西脇工業高校を経て大学で花開いた。「新人王を狙う」と快速球を武器に伝統球団での活躍を誓い、県内の関係者もエールを送った。

 三木市のキャンパスでブレザー姿で会議のテレビ中継を見守った翁田投手。指名を受けた瞬間の喜びを問われ、「家族へ感謝を伝えたい」とはにかみ、「応援してくれる人を魅了する選手になる」と東京ドームのマウンドに思いをはせた。

 硬式野球部の主将、木森陽太さん(21)は「巨人のエースになって優勝に導いてほしい」と自分のことのように喜んだ。

 西脇工高でも後輩部員たちが教室で中継に見入り、快挙に沸いた。翁田投手は進学後も度々、練習に来たといい、木谷忠弘監督は「大学では故障もあったが、意志を強く持って取り組んでいた」と感無量の様子。「ここからがスタート。気負い過ぎず頑張ってほしい」と激励した。

 「まさか、巨人の1位とは」と驚いたのは翁田投手が中学時代にプレーした硬式チーム「氷上ボーイズ」(丹波市)の永井豊代表。当時は主に遊撃手で、控えとして登板するくらいだった。「高校、大学で大きく成長した。夢をもらえて幸せです」と声を弾ませた。

 県内では、関西学院大の黒原拓未投手(21)も広島に1位指名された。西宮市のキャンパスで「C」の文字が躍る赤い帽子をかぶって野球部員らと記念撮影し、喜びを爆発させた。

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