転がり込んだ8回満塁の絶好機に中田も岡本和も凡退…原監督「0点ではね、やっぱり良くないですよね」

転がり込んだ8回満塁の絶好機に中田も岡本和も凡退…原監督「0点ではね、やっぱり良くないですよね」

8回1死満塁、見逃し三振に倒れた岡本和=松本拓也撮影

■DeNA3―0巨人

 DeNAが競り勝った。一回に牧の適時打で先制し、その後も宮崎のソロなどで加点。石田は2連勝。巨人は八回無死満塁からの逸機が響き、連勝は3でストップ。

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 巨人の八回のチャンスは、相手にもらったようなものだった。

 先頭・吉川が安打で出塁。坂本は四球、丸はあわや併殺かという投ゴロを、DeNA・エスコバーが二塁に悪送球。単打1本のみで無死満塁の好機をつくった。

 4番中田は外角スライダーを仕留めきれず、浅い右飛。三塁走者は本塁を狙うことはできなかった。一死満塁となり、5番岡本和が打席に入った。

 直球とスライダーで追い込まれてから、4球連続で150キロ超の直球。7球目、最後は外角いっぱいの152キロに、見逃し三振に終わった。代打・中島も凡退し、チャンスはついえた。大ピンチでマウンドに上がったDeNA・伊勢は、「ホームランだけを警戒して、腹をくくって投げた」という。打者に向かっていく、その勢いに圧倒されてしまった。

 特に岡本和は意表をつかれたかもしれないが、絶好のチャンスで最後はバットを振らず、打席を去ったのは痛かった。

 なかなか期待通りの成績を残せず、今は5番に入る。原監督も「本来はとても選球眼のいい人。悪い時は、今年はボール球を振っていた」と指摘していた。

 しっかりと見極めればいいと思えるが、これが簡単ではないそう。「意識しすぎると、今度はバットが出にくくなってしまう」とはチーム関係者。本来は積極性が武器の岡本和の特長を消してしまいかねない。

 今シーズンは残り5試合。この日は結果を残せなかったが、岡本和の調子は徐々に上がってきている。切り替えて、前を向き、次の試合に臨むしかない。(林宏和)

 巨人・原監督「まあ、1点、1点、1点を積み重ねられたわけだから、ピッチャーはそうそう責められないと思いますね。0点ではね、やっぱり良くないですよね。(無死満塁の)八回もそうだけど、全体的に打ちあぐねた」

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