【プロ野球】三塁打王は京田陽太(中日)。では、二塁打王は? ノンタイトルスタッツランキング(セ・リーグ編)

【プロ野球】三塁打王は京田陽太(中日)。では、二塁打王は? ノンタイトルスタッツランキング(セ・リーグ編)

ノンタイトルスタッツランキング(セ・リーグ編)

 プロ野球もいよいよ終盤戦に突入。主要タイトル争いが盛り上がってくる頃だが、今回注目したいのはノンタイトルスタッツ。二塁打、三塁打などのトップ争いを人知れず楽しむのもシーズン終盤のマニアックな楽しみ方だ。

 まずはセ・リーグから裏スタッツのトップ3を見てみたい。

(成績はすべて8月6日時点)

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■セ・リーグ野手:ノンタイトルスタッツランキング

■二塁打
1位:マギー(巨人)/34本
2位:ロペス(DeNA)/30本
3位:丸佳浩(広島)/29本

 昨季は村田修一(巨人)が32本でトップだった二塁打数。今季は前半戦から村田に代わって絶好調だったマギー(巨人)がトップを走っている。今季はややハイペースで数字が伸びており、プロ野球史上で32回しか記録されていない40二塁打超え決着になりそうだ。

■三塁打
1位:京田陽太(中日)/6本
2位タイ:田中広輔(広島)/5本
2位タイ:上田剛史(ヤクルト)/5本

 走力と運、球場などさまざまな要素が絡み合う三塁打。現在のトップは新人王候補のルーキー・京田陽太(中日)。その俊足を証明している。

■塁打数
1位:鈴木誠也(広島)/216塁打
2位:ロペス(DeNA)/214塁打
3位:丸佳浩(広島)/210塁打

 筒香嘉智(DeNA)、山田哲人(ヤクルト)のブレーキもあり、昨季3位の鈴木誠也(広島)がトップに浮上。今季は上位3人の熾烈な争いになりそう。

■得点
1位:丸佳浩(広島)/76得点
2位:田中広輔(広島)/75得点
3位:鈴木誠也(広島)/74得点

 絶好調の広島勢がトップ3を独占。打線の上位がしっかりとホームに還っていることがわかる。

■四球
1位:筒香嘉智(DeNA)/65四球
2位:山田哲人(ヤクルト)/64四球
3位:丸佳浩(広島)/59四球

 昨季とトップ3は同じ。多くの裏スタッツランキングに顔を出す丸佳浩(広島)の渋みを感じる。

■死球
1位:ゲレーロ(中日)/12死球
2位:桑原将志(DeNA)/9死球
3位:中村悠平(ヤクルト)/8死球

 最近、内角攻めに遭っているゲレーロ(中日)が12死球でトップ。オールスターゲームのホームランダービーでも打撃投手役のマギーから当てられた恐ろしい吸引力。

■犠打
1位:菊池涼介(広島)/25犠打
2位:梅野隆太郎(阪神)/22犠打
3位:亀澤恭平(中日)/16犠打

 2年連続で最多犠打に輝いている菊池涼介(広島)が今年も美技を披露。梅野隆太郎(阪神)も迫っているが、梅野はまずヒットを打ってほしい。

■犠飛
1位タイ:ロペス(DeNA)/6犠飛
1位タイ:鈴木誠也(広島)/6犠飛
3位:丸佳浩(広島)/5犠飛

 チームの得点力において意外とあなどれないのが犠牲フライ。今年は鈴木誠也(広島)、丸をはじめ、広島勢が数字を伸ばしており、新たな得点パターンになっている。

■OPS
1位:エルドレッド(広島)/.953
2位:鈴木誠也(広島)/.9301
3位:丸佳浩(広島)/.9298

 昨季は筒香、山田、鈴木が超一流のラインである1.000超えを果たしたOPS(出塁率+長打率)だが、今季はやや低めで推移。上位3人を広島勢が占め、その攻撃力が如実にあらわれている。

■セ・リーグ投手:ノンタイトルスタッツランキング

■登板数
1位:田島慎二(中日)/49試合
2位:山崎康晃(DeNA)/48試合
3位:今村猛(広島)/47試合

 今季もタフネスリリーフたちがズラリ。40登板以上が18人の大混戦になっている。通算登板数1位に躍り出た岩瀬仁紀(中日)は4位タイの46試合に登板。

■完投数
1位:菅野智之(巨人)/4完投
2位:今永昇太(DeNA)/3完投
3位タイ:田口麗斗(巨人)/2完投
3位タイ:岡田明丈(広島)/2完投
3位タイ:秋山拓巳(阪神)/2完投

 不振に喘ぐ巨人だが、やはりエース・菅野智之の完投力は今年も健在。

■QS数
1位タイ:菅野智之(巨人)/14回
1位タイ:マイコラス(巨人)/14回
1位タイ:バルデス(中日)/14回

 クオリティ・スタートは菅野、マイコラス(巨人)、バルデス(中日)の3人が14回で肩を並べた。続く13回も3人で田口麗斗(巨人)、メッセンジャー(阪神)、野村祐輔(広島)。巨人は先発三本柱がしっかりしているからこそ、CSを狙える位置に留まっているともいえる。

■投球回数
1位:菅野智之(巨人)/134.2回
2位:メッセンジャー(阪神)/133回
3位:バルデス(中日)/127回

 ここ4年で3回の最多投球回数を記録しているメッセンジャーが菅野に迫る。無事是名馬を超える存在だ。

■WHIP
1位:菅野智之(巨人)/0.91
2位:今永昇太(DeNA)/1.07
3位:マイコラス(巨人)/1.08

 1イニングあたりの平均許走者数を示すWHIPでも菅野がトップ。日本のエースたる成績だ。

■K/BB
1位:秋山拓巳(阪神)/8.73
2位:マイコラス(巨人)/8.29
3位:菅野智之(巨人)/5.65

 三振と与死球の比率を示すK/BB。3.50を超えると優秀と言われるスタッツだが、秋山拓巳(阪神)とマイコラスが圧倒的な数字でトップを争う。秋山は110回1/3を投げて与四球11、マイコラスが124回2/3で与四球14。制球力が際立っている。

文=落合初春(おちあい・もとはる)

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