【夏の甲子園】履正社、明石商を破り決勝へ 明石商エース中森俊介は本来の投球できず

記事まとめ

  • 全国高等学校野球選手権大会の準決勝で、エース中森俊介を擁する明石商と履正社が対戦
  • 兵庫と大阪の関西対決となったが、履正社が明石商を7−1で破り初の決勝進出を決めた
  • 明石商の中森俊介投手は8回に降板、履正社の岩崎峻典は1回の失点以降は追加点を許さず

夏の甲子園、履正社(大阪)が明石商(兵庫)との関西対決を7−1で制し、初の決勝進出

 第101回全国高等学校野球選手権大会13日目の試合が20日、阪神甲子園球場で行われた。準決勝の第1試合は、ドラフト注目の2年生エース中森俊介を擁する明石商(兵庫)と強力打線の履正社(大阪)が対戦。関西対決となったが履正社が明石商を7−1で破り、初の決勝進出を決めた。

【準決勝】

第1試合:履正社(大阪)7−1明石商(兵庫)

 試合は初回から動く。履正社の1番・桃谷惟吹(3年)は、明石商の2年生エース中森俊介からフェンス直撃の3塁打を放つと、2番・池田凛(2年)の先制タイムリーヒットで1点を奪った。さらにチャンスは続き、5番・内倉一冴(3年)、6番・西川黎(3年)のタイムリーで履正社は初回に4得点を奪う。履正社は1回に6安打と強力打線を見せつけた。

 3回には野上聖喜(3年)への死球などで、2アウト1,3塁となり、このチャンスに初回3塁打を放った桃谷がバッターボックスに入るも、当てるだけのバッティングでセカンドゴロとなり追加点とはならなかった。

 5回、履正社に再びチャンスが訪れる。1回に2点タイムリーを放った西川がレフトへのツーベースを放つと、続く野口海音(3年)がランナー2塁の2−1から貴重なタイムリーヒットを放ち待望の追加点を挙げ、5−1と明石商を突き放した。4点リードする9回にも攻撃の手を緩めず、1アウト満塁から野口のタイムリーで7−1とさらにリードを広げることに成功した。

 明石商は1回裏、1番・来田涼斗(2年)が先頭打者ホームランを放ち1点を返すも、その後は繋がらず追加点は奪えなかった。

 明石商のエース中森俊介は本来の投球が出ず、3回には履正社の野上に対して変化球が抜け頭部直撃のデッドボール。5回に失点を許すが粘り強いピッチングを見せたが8回裏、中森に代わり岡田光(3年)が入り、中森はマウンドを去った。履正社の2年生ピッチャー岩崎峻典は1回の失点以降は追加点を許さず、三者連続三振を奪うなどの好投を見せた。

 準決勝の第2試合は、今秋のドラフト1位候補と言われている奥川恭伸を擁する星稜と、逆転劇を起こしてきた中京学院大中京(岐阜)が対戦する。