静岡の2年生右腕・吉田優飛 いきなり自己最速147キロ!初公式戦で逸材ぶり発揮

静岡の2年生右腕・吉田優飛 いきなり自己最速147キロ!初公式戦で逸材ぶり発揮

<浜松市立・静岡>公式戦デビューでいきなり最速を1キロ更新する147キロをマークした静岡高注目の2年生右腕・吉田

 第103回全国高校野球選手権静岡大会は22日、草薙ほか4球場で4回戦を行った。大会前から注目されていた第4シード静岡高の146キロ右腕・吉田優飛(2年)が浜松市立戦で公式戦デビュー。いきなり最速を1キロ更新する147キロをマークし、場内を沸かすと同時にベスト8進出に貢献した。

 出番は1点リードの7回2死一、二塁で訪れた。投球練習で140キロが表示され、スピード更新に対する期待感が高まる。相手の1番・辻村に対し初球スライダーから入って遊ゴロで火消し。そして迎えた8回、ついにその瞬間がやって来た。3番・畑中の4球目に最速タイの146キロを計測すると、5番・刑部を追い込んで投じた4球目の直球が147キロ。「自信のあるストレートを投げようと、うまく指に掛かってスピードが出ました」と空振り三振に仕留めて小躍りしてベンチに戻って来た。

 公式戦初のマウンドで出した自己最速が自身が持っていた今季静岡県内最速を更新。全国的にみれば150キロ台が当たり前で、決して驚く数字ではない。しかし、まだ2年生。体格も1メートル86の長身に対し体重79キロと均整も取れている。近いうちに150キロ計測はもちろん、日大三島3年時に記録したヤクルトの小沢怜史(23)が持つ県内歴代最速152キロを抜く日も来るかもしれない。

 チーム内には最速で並んでいた1メートル92のプロ注目右腕・高須大雅(3年)もいる。「タイプは違う。(制球抜群の)高須さんは大人の投球。僕はガンガン行くタイプ。がむしゃらに行く投手なんで」と苦笑しつつ「自分の良いところを残しながら、高須さんみたいになりたいです」と躍動感は大事に、安定感も求めていく。

 この日の投球内容は1回2/3を無安打2三振2四死球無失点。「僕も高校卒業と同時にプロへ行きたい」とビジョンを描く逸材がついにベールを脱いだ。(小澤 秀人)

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