西部ガス 村田が4安打完封、2年連続の都市対抗本選切符「選手権の借りを返す」

西部ガス 村田が4安打完封、2年連続の都市対抗本選切符「選手権の借りを返す」

<JR九州・西部ガス>ウイニングボールを手に胴上げされる西部ガス・香田監督(撮影・中村 達也)

 ◇第92回都市対抗野球九州地区予選最終日 西部ガス1ー0JR九州(2021年10月4日 北九州市民)

 第2代表決定戦が行われ、西部ガス(福岡市)が1―0でJR九州(北九州市)を破り、2年連続6度目の本大会出場を決めた。西部ガスは先発右腕の村田健(27=東農大)が毎回の12三振を奪って三塁を踏ませず4安打完封。9回にチーム最年長の松薗史敏(32=九共大)の二塁打を足掛かりに決勝点を挙げた。西部ガスと第1代表のHonda熊本(大津町)は11月28日開幕の都市対抗大会(東京ドーム)に出場する。

 西部ガスの大黒柱、村田が仁王立ちした。「低めの真っすぐと変化球のコントロールがよかった」と145キロ前後の直球にスライダー、カーブ、カットボールなどきっちり制球された多彩な変化球の緩急で毎回の12奪三振。4安打ながら三塁を踏ませずシャットアウトした。

 昨年の都市対抗では鷺宮製作所戦の1失点完投を含めて2勝を挙げチームは8強入りした。だが7月の日本選手権では優勝した大阪ガスとの2回戦で5回途中6失点KO。「ボールが甘くなると打たれることを痛感した」と猛省し、大会後はひたすら投げ込みで低めの制球力を磨いた。さらに「録画で手の高さをチェックしたり修正は続けている」。上手投げから腕を下げて4年だがまだ理想のフォームを追い求める。

 「昨日(Honda熊本に2―14)の大敗(のショック)も背負って頼もしく投げてくれた。ありがとうというしかない」と香田誉士史監督もエースに最敬礼だ。村田でつかんだ2年連続出場。「選手権の借りを返すつもりで東京ドームのマウンドに上がる」。頼れるサイド右腕が昨年の8強超えを誓った。(中島 泉)

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