菊地選手がドラフト金の卵発掘 八王子学園八王子・羽田慎之介 ミサイル級の大型左腕

菊地選手がドラフト金の卵発掘 八王子学園八王子・羽田慎之介 ミサイル級の大型左腕

最速149キロを誇る大型左腕・羽田(撮影・柳内 遼平)

 運命のドラフト会議まであと6日。今年は例年よりも早い11日に開催されるだけに、スカウトの動きが慌ただしくなってきた。そんな中、金の卵を発掘するために全国を駆け巡るフリーライターの菊地選手(39)がお薦めする選手を紹介する。コンセプトは「化けたらとんでもない選手になる」――。

 【八王子学園八王子・羽田慎之介投手(17)】今年の夏は、1球も投げていません。1メートル91の大型左腕は体の成長が続いていて、左肘に不安を抱えていたためです。甲子園にも出ていません。でも、凄い投手です。春の公式戦で見たときには、一球でとりこになりましたね。何と言うか、怖いボールを投げます。バッターに向かってミサイルが飛んでいくような…。左投手では菊池雄星(マリナーズ)以来の衝撃を受けましたね。

 昔から「左の大型投手は大成しない」と言われてきましたが、羽田投手は球が速いだけではなくて、コントロールも悪くない。和製ランディ・ジョンソンには可能性を感じます。肘はじん帯を痛めたとかではないので、大人の骨に成長したときに、どんな歴史をつくるか楽しみです。

 ◇羽田 慎之介(はだ・しんのすけ)2003年(平15)12月25日生まれ、埼玉県所沢市出身の17歳。荒幡小2年時に荒幡ライオンズで野球を始める。山口中では硬式の東練馬シニアでプレー。八王子学園八王子では1年秋からベンチ入り。名前の由来は巨人の阿部慎之助2軍監督。1メートル91、82キロ。左投げ左打ち。

 ◇菊地選手(きくちせんしゅ)1982年(昭57)生まれ。本名・菊地高弘。雑誌「野球小僧」「野球太郎」の編集部員を経て15年4月からフリーライターに。ドラフト候補の取材をメインに活動し、ツイッター上で「大谷翔平」とツイートした最初の人物(2010年10月8日)。野球部員の生態を分析する「野球部研究家」としても活動しつつ、さまざまな媒体で選手視点からの記事を寄稿。著書に、あるある本の元祖「野球部あるある」(集英社)などがある。ツイッターアカウント:@kikuchiplayer

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