阪神・大山 10月絶好調の4番がきっちり仕事 初回先制タイムリーで3試合連続打点、打率も急上昇中

阪神・大山 10月絶好調の4番がきっちり仕事 初回先制タイムリーで3試合連続打点、打率も急上昇中

<ヤ・神>1回1死一、二塁、大山は左前に先制適時打を放つ(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 阪神2−1ヤクルト(2021年10月9日 神宮)

 阪神の主砲のバットが止まらない。前夜にヤクルトに優勝マジックの点灯を許し迎えた初回の攻撃。チームを奮い立たせる貴重な先制適時打を放ったのは、10月に入って絶好調の4番・大山だった。

 「先制のチャンスで、どんな形でもランナーを還したいと思って打席に入った。間を抜けてくれてよかった」

 初回1死一、二塁、1ボールから左腕・高橋のチェンジアップをしぶとく三遊間へ。遊撃手の伸ばしたグラブも届かず左前に転がり二塁から近本を生還させた。表情は緩めず、一塁ベース上で小さく、そして力強く両手を叩いた。3試合連続打点。好機で結果を残す4番の役割を果たしてみせた。

 この日は4打数2安打で10月は8試合で31打数11安打の打率・355、4本塁打、8打点。ペナントレースの佳境を迎えた段階で、調子は右肩上がりだ。一時はスタメン落ちの屈辱も味わい、8月28日広島戦終了後には・235まで落ち込んだ打率も・259まで戻してきた。このまま黙って終わらせるつもりはみじんもない。優勝の可能性がある限り、大山は打つべきところで打つ4番の役割を完遂する。(阪井 日向)

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