若菜嘉晴氏 オリ・中嶋監督のワナにはまった甲斐…6回重盗仕掛けられ痛すぎる失点

若菜嘉晴氏 オリ・中嶋監督のワナにはまった甲斐…6回重盗仕掛けられ痛すぎる失点

<ソ・オ>3回1死一塁、甲斐(19)が三振に倒れる。守備でも油断があった正妻に厳しい表情の工藤監督(右端)(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク2−6オリックス(2021年10月9日 ペイペイD)

 【若菜嘉晴 視点】ソフトバンクは守りの要である甲斐が、オリックス・中嶋監督が用意したワナにまんまとはまった。6回2死一、三塁の場面だ。重盗を仕掛けられ、3点目を奪われた。直前に中村晃の一発で1点差に詰め寄り、士気が上がっていただけに痛すぎる失点だった。

 捕手出身の中嶋監督は、肩に自信がある甲斐が二塁に投げると踏んでいたのだろう。そして甲斐には油断があった。まず三塁方向に視線を送ることで走者をとどめなければならないが、甲斐はそれを怠ってしまった。

 さらに言えば、ベンチが「ダブルスチールあるぞ!」と声を上げれば、相手ベンチへのけん制になり、選手に気づかせることにもなる。これまでは当たり前のようにこなしてきたプレーや準備ができていない。負の要素が積み重なり、今季ワースト8連敗という結果につながっている。(スポニチ本紙評論家)

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