日本ハム“谷内パパ”かっこいい〜 今季初適時打がV打、家族の前で移籍後初ヒーローインタビュー

日本ハム“谷内パパ”かっこいい〜 今季初適時打がV打、家族の前で移籍後初ヒーローインタビュー

<日・ロ>4回、適時打を放つ谷内(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム4―2ロッテ(2021年10月9日 札幌D)

 日本ハムの谷内亮太内野手(30)が9日、ロッテ戦の4回に今季初適時打となる決勝打を放ち、4試合ぶりの先発起用にバットで応えた。19年の日本ハム移籍後、無失策を継続する守備職人は、2歳と1歳の愛娘を含む家族が観戦に訪れた試合で、移籍後初めてヒーローインタビューを受け、かっこいいパパの姿を見せた。

 ど派手な本塁打を打つわけではない。常に堅実なプレーを心掛ける谷内が、バットで試合を決めた。

 「自分で決めてやろうというよりは、後ろにいい打者が多いので後ろにつないでやろうという気持ちだった。(娘は)どれがパパか分かっていないと思うけど、数年後にそういう一日があったということを残せた」。謙虚な気持ちでプレーする9番打者に、野球の神様が家族の前でヒーローになるご褒美を与えてくれた。

 2―2の4回1死一、二塁。左腕・本前の内角直球を中前へはじき返し、決勝点を叩き出した。8日のロッテ戦ではプロ野球記録に並ぶ1試合4犠飛の4本目を打ち上げており、これで2試合連続打点だ。また、遊撃守備では初回無死二塁から内野安打となったものの、和田の中前へ抜けそうな当たりを横っ跳びでグラブに当ててストップ。結果的に先制点を阻止する隠れた好プレーとなり、栗山監督も「あそこで点を取られると2、3点取られていた。(二盗を刺した)チャミ(宇佐見)も含めて守りでバギー(バーヘイゲン)を立ち直らせた」と称えた。

 指揮官は「内野4つ全てで守備固めができる選手を初めて見た。彼の練習の姿、準備の仕方はお手本」と絶賛する。R・ロドリゲスからは助言を頼りにされ、活躍すると「谷内パワー!」と喜ぶのが定番になった。当の本人は「僕はあいつにパワーを与える余裕はない。使える運は全部自分に使いたい」と笑う。

 2連勝とし、5位・西武とゲーム差なしに接近した。4月以来の最下位脱出へ、自身で繰り出す「谷内パワー」は欠かせない。(東尾 洋樹)

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