吉報待つ市和歌山バッテリー 小園ドキドキ「早く来てほしい」、松川は「まずは指名してほしい」

吉報待つ市和歌山バッテリー 小園ドキドキ「早く来てほしい」、松川は「まずは指名してほしい」

ドラフトを前に笑顔でポーズをとる市和歌山・小園(左)と松川(撮影・奥 調)

 市和歌山・小園健太投手(18)と中学時代からバッテリーを組む松川虎生(こう)捕手(17)は10日に和歌山市の同校グラウンドで報道陣に対応し、ドラフト会議を翌日に控えた心境を明かした。

 1位指名も予想される最速152キロ右腕の小園は「ドキドキしているので(ドラフト会議が)早く来てほしい」と胸を躍らせた。今春選抜の県岐阜商との1回戦では完封勝利を飾るなど「高校ビッグ3」の中でも完成度への評価は最も高い。

 「そう言っていただけるのはありがたいですけど、当日にならないと分からないと思うので安心もしていない。不安もあります」

 夏の和歌山大会を決勝で敗れた後は体幹強化のトレーニングを継続して下半身の土台づくりに時間を割くだけではなく、気分転換に打撃練習も取り入れてきた。

 高校通算43本塁打の女房役・松川はプロを意識して体づくりに重点を置き、2キロ増えて体重100キロに到達した。木製バットでの練習を重ね、「信じて待つだけ。まずは指名してほしい」と熱望した。

 3日に六十谷水道管橋の崩落で学校も断水。オンライン授業に切り替わった1週間も2人はティー打撃やキャッチボールでともに汗を流してきた。中学時代から通じて6年間にわたってバッテリーとして支え合ってきた盟友。プロでは別の球団で対決する可能性もある。松川が「打者として対戦したい気持ちもある」と意気込めば、小園は「いつも通り平常心の心構えで」と緊張した面持ち。あとは吉報を待つばかりだ。(石崎 祥平)

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