RソックスがALCS進出王手も“珍プレー”に質問集中 レイズの殊勲打が一転、エンタイトル二塁打に

RソックスがALCS進出王手も“珍プレー”に質問集中 レイズの殊勲打が一転、エンタイトル二塁打に

13回表の“珍プレー” 。キーアマイヤーの大飛球。フェンスから跳ね返った打球が右翼手レンフローの体に当たってフェンスを越え…(AP)

 ボストンで行われた大リーグのア・リーグ地区シリーズ第3戦は10日(日本時間11日)、延長13回の末、バスケスの劇的2ランでレッドソックスが6―4でレイズにサヨナラ勝ち。2勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

 5時間14分に及んだ試合後。バスケスのサヨナラ弾以上に、延長13回表に行った“珍プレー”に話題が集中した。2死一塁からレイズのキーアマイヤーが右中間のフェンスに直接当たる大飛球を放ち、一塁走者・ディアスは楽々と本塁に生還できそうだったが、フェンスから跳ね返った打球が右翼手レンフローの体に当たってフェンスを越えた。これがエンタイトル2ベースと判定され、ディアスは3塁に戻され、レイズの勝ち越し点は幻に。続くズニーノは空振り三振に倒れ、直後のバスケスに決勝弾につながった。

 試合後、レイズのケビン・キャッシュ監督は「とても残念なプレーだった」と憮然とした表情。殊勲打が取り消されたキーアマイヤーも「それがルールだと審判に言われた。胸が引き裂かれるよ。信じられない」と消沈していた。

 このプレーがネット上などで紛糾したのを受けて、審判団のクルーチーフとスーパーバイザーもフェンウェイ・パークの会見場に登場。球審を務めたクルーチーフのホルブルック審判員は「野球規則では“フェアの打球が野手に当たってプレー外になった場合、2塁を進む権利が与えられる”とある」と説明し、ルール上は正しかったことを強調した。

 レイズ側には不運としか言いようがない結果。このままレッドソックスが勝ち抜いた場合、シリーズの行方を左右したプレーとして後々まで記憶されるかもしれない。(杉浦 大介通信員)

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