ロッテ・小島 完封ペースが一転…悪夢 ゲーム差縮められず「自分が抑えていれば…」と涙

ロッテ・小島 完封ペースが一転…悪夢 ゲーム差縮められず「自分が抑えていれば…」と涙

<オ・ロ>引き分けで試合を終え、悔しさのあまり涙を流す小島(中央)は益田(左)とレアード(右)に慰められる (撮影・後藤 大輝)

 ◇パ・リーグ ロッテ2―2オリックス(2021年10月12日 京セラD)

 こらえきれなかった。ロッテ・小島の目から涙がこぼれた。試合後、三塁ベンチからグラウンドに出て左翼席のファンに陣取ったあいさつを終えた直後だ。胸の中で悔しさと情けなさが一気に交錯。球団を通じて「自分が抑えていれば勝てた試合だったのに申し訳ないです」と無念のコメントを発した。

 中8日と登板間隔を空けて任された大事な大事な3連戦の初戦。過去3試合で2完封を決めている好調左腕は序盤から快投した。2―0で今季3度目の完封も見えてきた8回2死一塁。この日の唯一の失投である初球の直球が甘く入った。宗に捉えられた打球は右翼席まで飛んでいった。痛恨の同点2ラン。マウンドで崩れ落ちた。

 8回2失点。先発として役割を果たした小島について井口監督も「よく投げた。全然責められない。野手陣がそれ以上に得点しなければいけなかった」。10日の日本ハム戦では9回2死から岡の2ランで追いついた。ナインは歓喜で沸いた。同じ引き分けだが、必死に追う首位・オリックスとの直接対決だけに「負け」に等しい。

 残り12試合で首位と2・5ゲーム差のまま。井口監督は「もうこのカードは負けられない」と13日からの2連勝を誓った。逆転優勝の可能性をつなぐためにも、まずは一丸で相手の優勝マジックの点灯を阻止する。(横市 勇)

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