奇跡の扉は阪神・青柳が! 「1個1個、目の前の試合を勝っていくこと」 その先には自身初の最多勝も

奇跡の扉は阪神・青柳が! 「1個1個、目の前の試合を勝っていくこと」 その先には自身初の最多勝も

<阪神投手指名練習> 投内連係の練習で一塁へベースカバーに走る青柳(撮影・大森 寛明)

 阪神は、12日から敵地・東京ドームで今季最後の巨人との3連戦に臨む。その先陣を託された青柳は、逆転優勝に向けて一戦必勝を誓った。

 「僕たちは1個1個、目の前の試合を勝っていくことしかできないし、それが優勝につながると思う」

 奇跡の扉を開こうと必死だ。9、10日のヤクルト戦前の円陣では声だしを買って出た。「今日やるしかない。今日勝たないと明日がない」。ナインを鼓舞した時と同様に、自身も投球で体現する構えだ。

 今季は巨人戦に2試合登板して1勝1敗、防御率2・77。5月14日以来、約5カ月ぶりの伝統の一戦となる。「目の前の打者に集中して、チームが勝つ確率が上がるような投球をしていきたい」と意気込んだ。

 2回2/3以上を投げれば3年連続の規定投球回に到達する。また、勝利投手(12勝目)となればリーグ単独トップの可能性もあるだけに、いやが上でも力が入る試合となりそうだ。この日は投手指名練習に参加し、キャッチボールなどで準備を整えた。

 「僕みたいにドラフト5位で入っても、こうやって投げさせてもらうこともできますし、2桁勝ったり、日本代表に選んでもらったりすることもできるので、何位だろうが自分がやってやろうという気持ちで入ってきてほしい」

 今や先発ローテーションの中心を担い、五輪では日の丸を背負うなど、飛躍を遂げた右腕の言葉には説得力がある。ドラフト会議で指名を受ける選手たちに向けたエールは、後輩たちにとっても希望の星となる。 (長谷川 凡記)

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