オリックス 宮城で自力V消滅、朗希との投げ合いも自己ワースト5失点「一番大事なゲームで申し訳ない」

オリックス 宮城で自力V消滅、朗希との投げ合いも自己ワースト5失点「一番大事なゲームで申し訳ない」

<オ・ロ>初回1死一塁、微妙な四球の判定に思わずしゃがみ込む宮城(撮影・北條 貴史)

 ◇パ・リーグ オリックス1ー6ロッテ(2021年10月14日 京セラD)

 優勝マジック点灯か。それとも、自力V消滅か。大一番を託されたオリックス・宮城が、5回をまさかの自己ワースト5失点で4敗目。同じ高卒2年目の佐々木朗との投げ合いにも敗れ、首位ながら7試合を残し自力優勝の可能性が消滅した。

 「ここが一番大事なゲームというところで、全然投げることができなくて。申し訳ないです、ということしか、ありません」

 覚悟していた重圧に、のみ込まれたのか。「令和の怪物」と初の投げ合いとなった一戦で、今季躍進の象徴が真価を発揮できなかった。初回、安打と四球などで1死一、二塁を招くと、レアードに左翼線適時二塁打され先制点を献上。続くエチェバリアには左中間2点二塁打され、3点を失った。2、3回と失点を重ねるたびに、特徴だったポーカーフェースは崩れた。とはいえ、12勝を挙げ、チームをけん引してきた事実は変わらない。中嶋監督は「しょうがないですよね。どの投手でも重圧は誰にでもかかるわけだから」と責めることはしなかった。

 1分けを挟んで3連敗。2位ロッテに優勝へのマジックナンバー「9」の初点灯を許しても、悲観する必要はない。最短Vはロッテと同じ19日。だからこそ、中嶋監督は「自分たちが今まで、どうやってきたのか。野手は一打席でも一球でも早く、自分たちの野球を思い出さないといけない。投手は球種やコースを深く考えすぎているのか、シンプルに自分のボールをね。一つ一つやっていけば流れは来ると思うので」と前を向いた。(湯澤 涼)

 《最短Vはともに19日》オリックスはロッテに優勝マジック点灯を許したが“最短V”はロッテと同じ19日。16日にも自力優勝が復活し、条件次第でVマジック点灯となる。15日から日本ハムに2連勝し、ロッテがソフトバンクに2連敗した時点でロッテのマジックは消滅。さらに楽天が西武に1敗以上していれば、オリックスにM5が点灯する。

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