阪神・中野 吉田義男に並ぶ球団新人119安打 闘魂ヘッスラ!猛打賞!「もっと記録超えられるように」

阪神・中野 吉田義男に並ぶ球団新人119安打 闘魂ヘッスラ!猛打賞!「もっと記録超えられるように」

<巨・神>4回1死、阪神・中野は右翼線二塁打を放ちヘッドスライディング(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 阪神3ー0巨人(2021年10月14日 東京D)

 試合を重ねるごとに、見つめる景色が変わってくる。阪神・中野がまた一つ、階段を駆け上がった。10日のヤクルト戦以来、今季11度目の猛打賞で119安打に到達。球団新人歴代7位の53年吉田義男に肩を並べた。

 「素晴らしい方の記録に並ぶことができたので、これからも1本、1本積み重ねて、もっと記録を超えられるようにやっていきたいと思います」

 持ち前の勝負強さが決勝点を呼び込んだ。0―0の9回先頭で迎えた第4打席。守護神・ビエイラが投じたスライダーを、左前へ運んだ。「出塁することしか考えていなかったので、結果につながってよかった」。狙い通りに口火を切ると、板山の適時打で決勝のホームを踏んだ。

 「最近は内容があまり良くなく、出塁ができなかったので、得点もなかった。そういった意味では、きょうは食らいついて打つことができて良かった」

 今カードの過去2試合は8打数1安打。2番としてもどかしい結果が続いた。この日も初回は空振り三振に倒れたが、4回1死の右翼線二塁打から覚醒。6回2死からも右前打を放ち、9回の最終打席につなげた。

 「この勢いを止めることなく、甲子園は全勝でいけるようにやっていきたい」

 17日からの広島2連戦を経て、19日からはヤクルトを迎えての2連戦が待つ。21日の中日戦までの本拠地5連戦は、言うまでもなく1敗も許されない。トーナメントさながらの精神で、勝利につながる安打を1本ずつ積み重ねる。(須田 麻祐子)

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