阪神ドラフト3位指名・桐敷は全国120人の珍名「きりしき」、名前を上げて「キリシマ」と呼ばせない!?

阪神ドラフト3位指名・桐敷は全国120人の珍名「きりしき」、名前を上げて「キリシマ」と呼ばせない!?

目標を記した色紙を手にポーズを決める新潟医療福祉大・桐敷拓馬(撮影・平嶋 理子)

 目指すは“桐敷の星”だ。阪神からドラフト3位指名された新潟医療福祉大・桐敷拓馬投手(22)が14日、新潟市内で指名あいさつを受け、自らの名字を広めるべくプロでの活躍を誓った。

 「自分が野球で頑張って、結果的に桐敷って名字が全国に知れ渡ることがありがたいこと。これからも広まってほしい」

 出身の埼玉に多いとされる桐敷姓は、日本人の名字を網羅する総合サイト「名字由来net」によると全国でおよそ120人とされている。「新学期とか、新しく行ったところで間違われて呼ばれることが多い。よく分からないですけど、キリシマって言われる」と苦笑いしながら明かしたが、活躍すれば一瞬で覚えられるに違いない。「プロの世界で(名字を)呼ばれるってことはありがたい。頑張っていきたい思いがある」と力を込めた。

 2年前の夏から「高さMAXを10回とか、高さを低くして接地時間を短くしたりとか、横向きでジャンプとか…」と複数のボックスジャンプを練習の主要項目に取り入れた。「6、7割で投げていても自分の中で結構感覚よかったなと。そういうのがちょっとずつ出ていった」。投球における力感をつかみ、2年秋のリーグ戦で1試合18奪三振を記録。吉野誠スカウトも「トレーニングを積んでいけば、まだまだ伸びてくる」と期待した。

 最速150キロ左腕は目標の選手に「ノビのあるストレート。自分もそのようなストレートを投げたい」と岩崎の名を挙げ、さらに「藤川球児選手のようにチームが苦しい場面でもしっかり勝たせる投球を」と意気込んだ。(阪井 日向)

 《球界はレア名字の宝庫》「名字由来net」が3月に発表した「2021年プロ野球選手珍しいレア名字」によると、現役選手トップは阪神の「榮枝(さかえだ)」で全国に約10人。次いで日本ハム「淺間(あさま)」が約20人。ただし旧字体を使用しない新聞では「栄枝」「浅間」の表記を用いている。新聞表記でのレア名字には広島「塹江(ほりえ)」、ソフトバンク「嘉弥真(かやま)」、巨人「戸郷(とごう)」が約40人で上位だった。過去の阪神在籍選手では94、95年の「南牟礼(みなみむれ)」が約40人。82〜86年の「源五郎丸(げんごろうまる)」が約100人。01、02年の「面出(めんで)」約140人などがある。

 ◇桐敷 拓馬(きりしき・たくま)1999年(平11)6月20日生まれ、埼玉県出身の22歳。屈巣小1年時に屈巣ニュースターズで野球を始め、川里中では行田リトルシニアに所属。本庄東では1年秋からエース。甲子園出場はなし。新潟医療福祉大では2年秋季リーグの平成国際大戦で、ゲーム18奪三振を記録した。憧れの投手は現ソフトバンク監督の工藤公康。1メートル78、90キロ。左投げ左打ち。

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