澤村拓一、2試合で6四球と制球に苦しむも米メディアは楽観視!「サワムラは希望の光を見出した」

ボストン・レッドソックスの澤村拓一、制球に苦しむも米メディアはポジティブな報道

記事まとめ

  • ボストン・レッドソックスの澤村拓一は、タンパベイ・レイズとのオープン戦で救援登板
  • 澤村は1安打3四球、押し出しから1点を失ったところでマウンドを降りた
  • ボストンのメディアやMLB公式は、適応に苦しむ澤村をポジティブに取り上げている

澤村拓一、2試合で6四球と制球に苦しむも米メディアは楽観視!「サワムラは希望の光を見出した」

澤村拓一、2試合で6四球と制球に苦しむも米メディアは楽観視!「サワムラは希望の光を見出した」

3月15日に2度目の登板を迎えた澤村拓一。(C)Getty Images

新天地で澤村拓一が苦しんでいる。

 現地時間3月15日、アメリカはフロリダ州で行なわれたタンパベイ・レイズとのオープン戦で、ボストン・レッドソックスの澤村が救援登板。結果は0回2/3を投げ1安打3四球、押し出しから1点を失ったところでマウンドを降りた。押し出し含む3四球を与え、0回2/3で降板した前回からの改善を見せたいところだったが、今回は叶わなかった。

 この結果に、地元ボストンのメディア『BOSTON SPORTS JOURNAL』は苦言を呈している。「サワムラは1イニングを乗り越えられなかった。ここまでの大きな問題はコントロールだ。2度の登板で12人と対戦して、6人を四球で歩かせている」。

 一方で同メディアは、ストライクゾーンの違いなどプレー面での環境の変化を挙げ、「学習曲線は想定済みだ」と綴り、漸進的な改善に期待を示した。

 またMLB公式『MLB.com』も、適応に苦しむ澤村をポジティブに取り上げた。文化や言語の壁だけではなく、そもそも野球の種類やレベルが日本とは異なると指摘し、「10年にわたり日本で対戦してきたバッターには当然敬意を払うが、今やサワムラは世界一のレベルの選手と対戦している」。澤村がつまづくのも仕方がないというわけだ。

 首脳陣もそうした認識のようで、選手時代に岡島秀樹や松坂大輔とともにワールドシリーズを制覇した経験を持つアレックス・コーラ監督は「サワムラが困難から抜け出そうと努力する様子を見て満足している」と口にし、「これは2度目の登板で、適応の時間だ。人々が考えるほど簡単ではないことはわかっている」と語る。
  具体的な投球内容に関して、96マイル(約154キロ)に達したストレートと変化の大きいスライダーを称賛した同メディアは、満塁から昨季リーグチャンピオンシップシリーズでMVPを獲得したランディ・アロザレナや、オールスター選出経験もあるブランドン・ロウを三振に切って取ったことを評価した。その上で課題として、甘くならないようにしながらストライクを奪っていく際に迷いがあると分析。「サワムラは自分のボールを信じなければならない。なぜなら、それこそが彼をMLBまで連れてきたのだから」と精神面を言及している。

 当の澤村も、もちろん前向きだ。「最初の2試合で6つの四球を与えた一方、たった4つのアウトしか記録していない。ただ彼はそこに希望の光を見出した」と記事には綴られている。「今日は収穫があったし、教訓も得た。次はそれが必ず助けになる」という本人の言葉通り、少しずつ適応しながら、少しずつ結果を出していきたい。

構成●THE DIGEST編集部

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