「シナリオは順調だ」1軍デビューを飾った鷹の超逸材スチュアートJr.に米メディアも熱視線!「彼は先駆者になれる」

「シナリオは順調だ」1軍デビューを飾った鷹の超逸材スチュアートJr.に米メディアも熱視線!「彼は先駆者になれる」

今シーズンはキャンプから順調な調整を続けていたスチュアートJr.。その1軍マウンドは米メディアからも注目を集めた。写真:滝川敏之

鷹の怪物右腕がようやく1軍のマウンドに立った。

 4月17日にメットライフドームで行なわれた西武ライオンズ戦で、福岡ソフトバンク・ホークスのカーター・スチュアートJr.が9回から登板。最速153キロを記録するなど、1イニングを無安打無失点と上々の1軍デビューを飾った。

 2018年に全米ドラフトでアトランタ・ブレーブスから1巡指名を受けながらそれを蹴り、翌年5月に東フロリダ州立短大からソフトバンクに6年契約で電撃入団を果たしていたスチュアートJr.。昨年1年間は2軍で調整を続けていた21歳だったが、ようやくベールを脱いだ。

 先頭の愛斗に四球を与えたが、続く西川愛也を151キロの速球で空振り三振に切る。そしてブランドンをわずか1球でショートフライに仕留めると、最後は代打の鈴木将平をフルカウントから137キロのチェンジアップで見逃し三振に抑えて試合を締めた。

 日米間での前例のなかった獲得劇で海を渡ったトッププロスペクトのデビューに、母国メディアも熱視線を送っている。米放送局『CBS Sports』は、「先駆者となる可能性を秘めたカーター・スチュアートJr.が日本のプロ野球でデビュー」と銘打ったレポート内で、こう記した。

「現在21歳のスチュアートは、長期契約と保証を望み、より大金を稼ぎたいと考えるアメリカのアマチュア球界に属した選手たちの希望で、先駆者になれる可能性を秘めている。実際、彼は契約に至ったソフトバンクからブレーブスよりも200万ドル(2億2000万円)も高い700万ドル(約7億7000万円)という契約金を勝ち取っている」

【動画】150キロ超えの速球でねじ伏せる! スチュアートJr.の奪三振シーンはこちら さらに「日本で彼はセンガからローテーションを奪うことも期待されている」と綴った『CBS Sports』は、「彼の代理人となったスコット・ボラスが描いたシナリオは順調に進んでいる」と続けた。

「ボラスは契約が満了となる25歳でスチュアートJr.をMLB入りさせる考えだ。本人も球界を知り尽くした代理人のアドバイスを受け、MLBへステップアップを図るつもりでいる。彼のキャリアが上手くいけば、アマチュアから契約金の保証されるNPBに参戦するプランを画策する選手は増えていくかもしれない」

 兎にも角にも1軍でのキャリアをスタートさせたスチュアートJr.。超逸材右腕がこの先、いかなる成績を残すかには、世界が注目している。

構成●THE DIGEST編集部

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