「歴史に泥を塗った!」元ヤクルト守護神・林昌勇が金銭スキャンダルで書類送検! 韓国紙からも「小銭じゃないか…」と嘆きの声

「歴史に泥を塗った!」元ヤクルト守護神・林昌勇が金銭スキャンダルで書類送検! 韓国紙からも「小銭じゃないか…」と嘆きの声

サイドスローから投げ込む剛速球で日本のファンにも愛された林昌勇。その人生が暗転してしまった。(C)Getty Images

その鋭さから「蛇直球」と称されたストレートの持ち主は、日米韓の野球ファンから愛された。元韓国代表の投手、林昌勇だ。

 2008年から約5年間に渡ってヤクルト・スワローズの絶対的クローザーとして君臨。サイドスローから投げ込む最速160キロのストレートとスライダー、フォークを軸に打者を圧倒した。NPB通算128セーブを記録するなど、球団史にその名を刻んだ。

 韓国代表としても注目を集めた。日本代表と対戦した2009年のワールド・ベースボール・クラシック決勝では、3-3で迎えた10回表に登板。イチローに真っ向勝負を挑んだ末に決勝打を浴びてしまう。母国で戦犯扱いを受け、激しいバッシングに晒された。

 2019年に現役を引退した44歳だが、ここにきてスキャンダルが発覚した。4月27日、全国紙『朝鮮日報』など複数の韓国メディアは、林昌勇が知人からの借金を返済しなかったために検察に送致されたと報じたのだ。

 昨年7月に知人である風俗店従業員から2500万ウォン(約240万円)を借りたあと、そのうち1500万ウォン(約150万円)を頑なに返済しなかったという。「『お金を貸してくれたら3時間以内に返済する』と彼は言ったが、実際には個人的な債務返済に使っていたんだ」(被害者)と当局に告訴されていた。

【動画】走者を狙った!? アメリカでも話題となった林昌勇の牽制シーンがこちら 海外での賭博疑惑や計2億6500億ウォン(約2650万円)もの所得税の滞納など、過去にも金銭問題が取り沙汰されてきた。それだけに今回の“醜態”には、地元メディアでも悲観的な声が上がっている。全国紙『韓国日報』は、「名前を聞いて顔を思い出せるほど素晴らしい選手だったが、わずかなお金で自身のキャリアに泥を塗った」と辛辣に評した。

「日米韓のビッグリーグで経験を積んだ彼が選手時代に稼いだ金額を考えれば、“小銭”とも言える金額ではないか。林昌勇は間違いなく歴史的な名選手であり、殿堂入りも果たせるほどの実力者だったが、この一件で彼を愛していたファンたちも失望しただろう」

 引退後のセカンドキャリアで躓き、人生を台無しにしてしまう選手は少なくない。日本球界で鳴らした剛腕もそのひとりとなってしまうのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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