「単純にうまくいかなかった」巨人復帰の山口俊、渡米“2年間”を現地メディアが総括!

「単純にうまくいかなかった」巨人復帰の山口俊、渡米“2年間”を現地メディアが総括!

日本球界に電撃復帰となった山口。憧れのメジャーの舞台は非常に厳しい結果になった。(C)Getty Images

6月に驚きのニュースが飛び込んできた。サンフランシスコ・ジャイアンツ3Aに所属していた山口俊が、契約を破棄してチームを退団、日本球界入りを目指すと報じられたのだ。そして日本時間10日、“予想通り”、古巣の巨人に2年契約で電撃復帰が決まった。

 果たして、現地メディアは山口のメジャーキャリアをどう捉えているのだろうか。移籍情報を取り扱う最大手サイト『MLB Trade Rumors』は、ジャイアンツを退団したニュースを報じた記事で振り返っている。

 山口は2016年オフに国内FAでDeNAから巨人へ移籍するも、初年度に不祥事を起こして8月からシーズン終了まで出場停止。周囲の風当たりは強かった中で、2018年7月27日の中日戦でノーヒットノーランを達成すると、翌年には最多勝・最高勝率・最多奪三振の三冠を獲得した。評価を高め直して2019年オフ、巨人が初めてポスティングを認める形で海を渡った。
 『MLB Trade Rumors』は、トロント・ブルージェイズと2年635万ドル(約6億9000万円)で結んだ契約について「リスクの低い投資だった」と、前評判自体は悪くなかったと評価。

 もっとも、山口は初登板から2試合続けてサヨナラ負けを喫し、成績的にもファン的にも“炎上”すると、9月15日のニューヨーク・ヤンキース戦では1.1回7失点と文字通りの大炎上。1年目は17試合に登板して2勝4敗、防御率8.06と壊滅的な成績に終わり、同サイトは「リスク低かったが、単純にうまくいかなかった」と辛辣に締めくくっている。

 そしてこの春、ブルージェイズは契約が1年残る中でロースター枠外に。ジャイアンツに拾われた山口は、キャンプ4試合で防御率1.50とまずまず好投したものの開幕は3A。5月には週間最優秀投手に選ばれる活躍を見せたが、5試合(23.1回)で0勝3敗、防御率6.17と結果を残せず、「3Aでも標準を下回っていた」(『MLB Trade Rumors』)。

 渡米“2年間”では、ほぼほぼいいところがなかった山口。果たして日本に復帰して、かつてのような存在感を見せることができるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
 

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