「僕が日本に行ったとき…」元DeNAのパットン、念願のMLB復帰に感嘆。指揮官も称える存在感

「僕が日本に行ったとき…」元DeNAのパットン、念願のMLB復帰に感嘆。指揮官も称える存在感

古巣のレンジャーズでMLB復帰を果たしたパットン。そのピッチングへの注目度が増している。(C)Getty Images

日本のプロ野球からMLBに復帰したリリーバーが注目を浴びている。今年2月にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を締結したスペンサー・パットンだ。

 現在33歳の右腕は、シカゴ・カブスを戦力外になった2016年のオフに横浜DeNAベイスターズに入団して以来、貴重なセットアッパーとして101ホールドをマークする活躍を披露。そして、昨オフにフリーエージェントとなると「僕の夢だった」というMLBへの復帰を叶えたのだ。

 古巣レンジャーズとの契約当初は、マイナーリーグでプレーを続けてきたパットンだが、チームのクローザーであるイアン・ケネディの負傷に伴って今季初昇格。現地時間6月9日に行なわれたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で5年ぶりにMLBのマウンドに立つと、以降の4試合でいずれも無失点の好投を続けている。

 被安打1、奪三振率13.50という上々の内容だけに、パットンに対する声価は高まる一方だ。クリス・ウッドワード監督は、地元紙『The Dallas Morning News』の取材に「彼がやってきたことは無視できなかった」と昇格させた背景を明かしたうえで、次のように賛辞を送っている。

「パットンは本当にプロフェッショナルだった。本当に巧みにピッチングをしているし、支配的だ。我々は彼のような男を必要としていた。常にチャンスはあるし、彼のようなパフォーマンスをしていれば、トリプルAでも、ダブルAでも呼ばれる可能性があるんだ。とくに彼はハングリーだった」
  クローザーの故障というチームの“緊急事態”で巡ってきたチャンスを見事に掴んだパットンは、「状況に関係なく、いつかチャンスが回ってくるという考えを持っていた」と語る。そして、日本時代を回想しつつ、メジャーという檜舞台で投げる意味を説いている。

「僕が日本に行ったとき、投手にとっては終わりの場所だと考えていたし、そう考えられていた。そのなかで自分がまたメジャーに戻れるのかと自分を疑うこともあった。だから、こうしてビッグリーグに戻ってきて活躍するのは多くのことを意味するよ。僕はまだこのレベルで通用するし、努力が報われたと思う」

 レンジャーズは再建途上にあり、投手陣は若手が中心だ。そのなかにあって33歳のジャーニーマンの存在感は、日増しに強まっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】強打のジャイアンツ打線を封殺! パットンのMLB復帰登板シーンはこちら

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