「ゲレーロJr.の獲得はゼロに近い」米専門メディアが大谷翔平のMVP獲得に太鼓判!「オオタニはありえない相手だ」

「ゲレーロJr.の獲得はゼロに近い」米専門メディアが大谷翔平のMVP獲得に太鼓判!「オオタニはありえない相手だ」

ゲレーロJr.(左)と大谷(右)を中心にデッドヒートを繰り広げているア・リーグMVPレース。激化する両雄の争いの行方に米メディアもクローズアップしている。(C)Getty Images

MLBのレギュラーシーズンも終盤に突入。プレーオフ進出争いや、個人のタイトル争いがより激化している一方で、ファンの興味をそそっているのが、リーグMVPの行方だ。

 現在、アメリカン・リーグにおける筆頭候補と言われているのが、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平だ。開幕から快進撃を続ける偉才は、打っては打率.271、39本塁打(メジャートップ)、86打点(ア・リーグ4位)、OPS1.017(メジャー2位)といずれもリーグトップレベルを維持。投げても防御率も2.93と安定感のあるピッチングで、自己最多となる7勝を挙げている。
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 そんな大谷には“ライバル”もいる。トロント・ブルージェイズの主砲ブラディミール・ゲレーロJr.だ。

 エンジェルスのレジェンドでもあるブラディミール・ゲレーロを父に持つ23歳のサラブレットも開幕から絶好調で、OPS(出塁率+長打率)1.020、出塁率.409、90得点、261塁打はいずれもリーグトップだ。さらに打率.314(2位)、本塁打35(2位)、打点88(3位)と、ア・リーグ三冠王も視野に入れている。

 この両雄のデッドヒートを囁かれているア・リーグMVPレースは、いまや現地メディアでも小さくない話題だ。米スポーツ専門メディア『Sporting News』は、「通常の年で、普通の選手相手なら、わずかでも成績面で上回っているゲレーロがMVP確定だと断言できるほどの活躍だ」とゲレーロJr.を紹介したうえで、「今年は普通の年でもなければ、オオタニは普通の選手ではない」と強調。さらにこう続けた。

「真実を言えば、8月も半分を過ぎたいま、ゲレーロがMVPを得られる確率は「ゼロ」に近い。1位投票の1つでさえ得られるかどうかは疑わしい。それはなぜか? 今シーズンのオオタニがやってのけていることは、誰もが不可能だと感じているからだ。それは野球史の中でも、完全に前例のないものだ」
  さらに同メディアは、「“二刀流”と“ピッチングをしないバッター”と比較が成り立たない」と指摘してもいる。

「今シーズンはメジャーリーグ史上初めて、『打者だけ』という理由で、有力選手がMVPを逃すことになる年だ。2004年にゲレーロの父がMVPを獲得したが、もしも、投票で2位のシェフィールドが、その年に12勝を挙げたハドソンと合体していれば、MVPは迷うことなくシェフィールド+ハドソンのものになっていた。もちろん、それは馬鹿げた仮説ではあるが、今年のゲレーロが戦っている相手は、それくらい凄い存在だ」

 そして、「オオタニのような選手は、本来であれば、現代野球に存在しないはずの選手だ」と記した同メディアは、次のように締めくくり、歴史的なMVP競争を予想した。

「ゲレーロは現代のスポーツ界で最も輝かしいヤングスターのひとりであり、メジャーリーグにおいては最高の打者だ。しかし、オオタニはありえない相手だ。たとえ、勝負の台座から押し出されても恥ずかしく思う必要はない。今年に関して言えば、それは仕方のないことなのだ」

構成●THE DIGEST編集部

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