「オオタニからの警告だ」大谷翔平の“本音”に地元紙も反応!苦境のエンジェルスで「負けることにうんざり」

「オオタニからの警告だ」大谷翔平の“本音”に地元紙も反応!苦境のエンジェルスで「負けることにうんざり」

シーズン負け越しが決まったエンジェルス。そのなかで傑出した存在となっている大谷は、自身の胸の内を隠さなかった。(C)Getty Images

「もっと楽しいというか、ヒリヒリするような9月を過ごしたい」

 現地時間9月26日に行なわれたシアトル・マリナーズ戦後、今季10勝目を逃した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、そう漏らした。かねてからチームの勝利を最優先に考えてきただけに、その言葉は紛れもない本音だろう。
【動画】圧巻の10奪三振ショー! 大谷翔平の今季本拠地ラスト登板をチェック

 今季23度目の先発登板を飾ったこの日、大谷の投球は完璧に近い内容だった。7回にジェレッド・ケレニックに手痛い同点弾を浴びたが、7回112球を投じて10奪三振をマーク。敵将スコット・サーバイスも「予想通りの厳しい戦いを強いられた」と脱帽するほどの迫力が、エンジェルスの背番号17にはあった。

 だが、大谷は味方打線の援護に恵まれなかった。もっとも好投を続けながら勝利を掴めないのは、これが初めてではない。それゆえに試合後の会見で「このままでは勝てないんじゃないかなと思います。ファンの人も好きですし、球団自体の雰囲気も好きである。ただ、それ以上に勝ちたいという気持ちが強い」と本心を隠さなかったのだ。

 現行で23年シーズンまでの契約を締結している大谷は、22年のオフにエンジェルスとの大型契約の締結が注目されている。そんな状況下での今回の発言だけに、現地メディアでも小さくない話題となっている。

 地元紙『LA Times』は「エンジェルスはオオタニから警告された。彼は勝ちたがっていることを明らかにした」と銘打った記事を掲載。不振に喘ぐチームの状況をふまえて、こう記した。
 「ショウヘイ・オオタニがついに口を開いた。いまやエンジェルスだけでなく野球界で最高の存在となった彼は、負けることに関してうんざりしている」

 また、同紙はホーム最終戦だったにもかかわらず、球場が半分も空席だった点にもクローズアップ。「オオタニは今のアナハイムで勝てると思っているのだろうか? そして留まりたいと思うだろうか?」と疑問を投げかけている。

「おそらくオオタニは今季アメリカン・リーグMVPに輝くだろう。そしてマイク・トラウトは過去8年間で3度のMVPを受賞している。しかしエンジェルスはプレーオフで勝利できないのである。オオタニが投打で出場し、ホーム最終戦だったこの日もエンジェル・スタジアムの半分は空席だった。この状況でモチベーションを保つのが難しいのは言うまでもない」

 二刀流での大旋風を巻き起こし、飛躍的に声価を高めた今シーズンの大谷。もちろん、本人が移籍の意思を示したわけではないが、この男がFAになれば手を上げる球団は数多に存在するはずだ。エンジェルスとの延長交渉の行方が注目されるが、はたして――。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

関連記事(外部サイト)