本塁打トップのロイヤルズ主砲に足首捻挫の“悲劇”。明日以降は鎮痛剤などで対応予定

本塁打トップのロイヤルズ主砲に足首捻挫の“悲劇”。明日以降は鎮痛剤などで対応予定

2日連続、華麗なアーチでロイヤルズファンを沸かせたペレス。(C)Getty Images

「何が起こったか分からなかった。ダグアウトに下りる最後のステップで踏み外したようで、足首を捻ってしまった」

 試合後こう明かしたのは、カンザスシティ・ロイヤルズのサルバトール・ペレスだ。現地9月29日に本拠地で行なわれたクリーブランド・インディアンス戦で圧巻の48号を放ったものの、ダグアウトの階段で右足首を捻挫し、3回で途中交代を強いられた。

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 この日「3番・捕手」で出場したペレスは無死一二塁で迎えた初回、先発右腕ザック・プリーサックと対峙。打席に入るやいなや、主砲は外角に投じられた初球を完璧に捉え、センターの頭上を越える豪快弾をバックスクリーンへと叩き込んだ。2日連続のアーチにファンも大興奮で、前日に続きカーテンコールを受けた。

 これでMLBの本塁打数をリードする48号としたペレスは、ライバルのブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)と2本差、さらに7試合ノーアーチの大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)には3本差と大きく突き放した。

 しかし喜びに舞っていたのは束の間の出来事で、突如この男に“不運”が襲い掛かった。なんと2回表と裏の攻守交替時にダグアウトの階段で足を滑らせ足首を痛めたのだ。それでも2回裏2死三塁で迎えた第2打席は無理を押して出場。空振り三振に倒れたペレスは、3回表の守備で試合から引き上げた。
  悔しい途中退場となったペレスだが、試合後には「観衆の声援は、決して忘れないよ。ファンのサポートは素晴らしい!カンザスシティのファンのために一発を打つのは特別なことだ」とホームランの喜びを語った。

 階段を踏み外したという主砲は、「まるで子供のように転んだ」と悔しさを滲ませ、明日以降については「ベストを尽くそうと思ってる。明日の状況にもよるけど、昔のようにテーピングをして鎮痛剤を飲んで様子を見てみるよ」と前向きに発言している。

 二塁手のウィット・メリフィールドは、4番に座るペレスの怪我を心配し「すぐに治ることを願ってる。そうすれば彼がMVPに相応しいと皆が認めるでしょう」と口にし、「彼が行なっていることは信じられないこと、本当に…。それがどれほど信じられないかは、うまく説明できないけど」と言葉を詰まらせた。

 泣いても笑っても残り4試合。足の状態も心配だが、本塁打王争いの行方とともに、大きなアーチを描くさらなる一発にも期待せずにはいられない。

構成●THE DIGEST編集部 

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