東京五輪に参戦した同僚との電話で即決! 超逸材ソトが、大谷翔平を撃破したHRダービーのボーナスを“同胞”に寄付

東京五輪に参戦した同僚との電話で即決! 超逸材ソトが、大谷翔平を撃破したHRダービーのボーナスを“同胞”に寄付

大谷と“熱戦”を演じたソト。22歳の青年が見せた同胞たちへの振る舞いが話題となっている。(C)Getty Images

今季のMLBで快進撃を続けた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。圧巻のMLB4年目を振り返るうえで欠かせないトピックとなっているのが、オールスター前に行なわれたホームランダービーだろう。

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 球界屈指のパワー自慢たちによる檜舞台に、日本人として初めて立った大谷。結果は惜しくもフアン・ソト(ワシントン・ナショナルズ)に敗れて1回戦敗退となったものの、2度の延長戦にまでもつれた熱戦は、開催地となったデンバーの観客を大いに熱狂させた。

 そんな大谷との争いを制したソトの振る舞いが脚光を集めている。というのも、ホームランダービー出場を含めたオールスターで獲得したボーナス20万ドル(約2200万円)を、祖国ドミニカ共和国のオリンピアンたちのために全額寄付したというのだ。

 まだ22歳ながら、その行動力は傑出している。「野球界最高の打者は、祖国を代表するスーパースターとなった」と記したワシントンの日刊紙『Washington Post』によれば、東京五輪にドミニカ共和国代表として参戦した元同僚との電話がキッカケだったという。

「ソトはオールスターで得た収益をオリンピックに出場する野球の代表チームに寄付しようと、同僚であり、信頼できる友人だったボニファシオに相談した。すると、ボニファシオは『野球以外のスポーツの選手たちのことを考えてあげてくれ』と返し、そこからソトはすぐさま行動に移した」
  同紙の取材に応じたソトの代理人、スコット・ボラス氏はこう語っている。

「彼は祖国のアスリートを助けるための寄付、というアイデアに非常に熱心だった。ここで重要なのは、フアンは昨年850万ドル(約8億9000万円)を超える給与を受け取ったばかりで、将来が約束されるような長期の契約を結んでいないということだ。にもかかわらず、彼は国の仲間たちのために動いたんだ」

 今回の寄付についてはすでに大きな話題となっている。米野球専門メディア『Fan Side』は、「この夏のホームランダービーでオオタニを破ってセンセーションを巻き起こしたソトを忘れてはならない。彼はアスリートを支援するために動いた」と絶賛している。

 困窮する祖国のアスリートのために身銭を切ったソト。その行動力には脱帽するほかない。

構成●THE DIGEST編集部

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