「熟考する余地はなかった」大谷翔平に一票を投じたカナダ局記者がゲレーロJr.より日本の偉才を選んだワケは?

「熟考する余地はなかった」大谷翔平に一票を投じたカナダ局記者がゲレーロJr.より日本の偉才を選んだワケは?

MVPに輝いた大谷(右)。ゲレーロJr.(左)の地元メディアの記者も1位票を投じていた。(C)Getty Images

現地時間11月18日、ロサンゼルス・エンジェルの大谷翔平が2001年のイチロー以来、日本人2人目のアメリカン・リーグMVPを受賞した。記者からの満票獲得は、同リーグでは2014年のマイク・トラウト(エンジェルス)以来の快挙である。

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 全米野球記者協会に属する1都市2人の合計30名の記者が投票権を有していたが、ファイナリストとなったブラディミール・ゲレーロJr.とマーカス・セミエン(ともにトロント・ブルージェイズ)の1位票はゼロ。言うまでもなくカナダのスポーツ専門局『TSN』のスコット・ミッチェル記者も、他と同様に大谷に1位票を投じていた。

 2位票を29、3位票は1ずつ集め、堂々たる2位に食い込んだゲレーロJr.。今季は3冠王は逃すも、48本塁打(MLBトップタイ)、111打点(リーグ5位)、打率.311(リーグ3位)の好成績をマークし、その得票に見合う活躍ぶりだった。

 そんな22歳に対して同記者は「彼のシーズンは良かった。他の年であればMVPが有力であったと思う」とフォローをしたうえで、「オオタニの歴史的なシーズンであり、熟考する余地はなかった」と明かした。
  無論、大谷のスタッツは凄まじかった。“二刀流”として打者(5.1fWAR、リーグ10位)、投手(3.0fWAR、リーグ17位)で合計8.1fWARと球界をリードした。46本塁打(リーグ3位)、100打点、26盗塁。投げては9勝2敗、防御率3.18、156奪三振と異次元ぶりにミッチェル氏は「投打ともにスターレベルの選手だ」と評した。

 それでも「ブラッディJr.は三冠王を達成し、責任もって驚異的な数字で(ブルー)ジェイズをポストシーズンへ導かなければならなかった」と言う同記者は、「その仮想の台本によって、投票がどうなったか好奇心がそそられる」と興奮気味に論じた。

 今季、世界中の野球ファンを虜にした二刀流スター。来シーズン、さらなる高みを目指した挑戦に加え、パワフルな若き至宝の奮起にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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