ロックアウトでも「スズキの固い決意は変わらない」。鈴木誠也の新天地はレッドソックス、またはジャイアンツか

ロックアウトでも「スズキの固い決意は変わらない」。鈴木誠也の新天地はレッドソックス、またはジャイアンツか

MLBのロックアウト解除を待つ鈴木。新天地はどこになるのか。(C)Getty Images

プロ野球は全12球団がキャンプを終え、すでに各本拠地でのオープン戦が始まっている。公式戦もセ・パ両リーグとも予定通り3月25日に開幕すると順調な動きを見せている。

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 一方、メジャーリーグは労使交渉が難航し、公式戦開幕が遅れることが決定した。全30球団は最初の2カード中止が決まるという選手にとっては理不尽な結果となった。   

 所属先が決まっている選手でも不安が高まる中、まだチームが決まっていないフリーエージェントの選手はどれだけ失望と焦りを募らせていることだろう。

 しかしながら、そのような状況にもかかわらず、広島カープからポスティングシステムでのMLB移籍を目指す鈴木誠也はメジャーリーグでプレーをする意思を持ち続けていると代理人のジョエル・ウルフ氏が明らかにしている。

 そんな鈴木に海外のスポーツ専門メディア『EssentiallySports』は「ロックアウトは、スズキの意思、特にアメリカへの移籍には何の影響も与えていないようだ」と鈴木の驚異的な忍耐と決断に驚きを示した。
  昨季プロ入り9年目を終えた鈴木の平均打率は.315で、長打率も.570とハイアベレージをマーク。強肩を武器にした守備でも5度のゴールデン・グラブ賞を受賞するなど、日本球界屈指の5ツールプレーヤー(ミート力、長打力、走力、守備力、肩力)として声価を高めてきた。

 これだけの成績を残してきた鈴木。どのチームが獲得に名乗りを上げても不思議ではない。

 鈴木がシーズン終了後の11月にメジャー挑戦を表明するやいなや、日米のメディアはこの話題に飛びつき、鈴木の獲得チームの話題で持ちきりになった。一時期は鈴木の獲得に乗り出しているチームは8球団以上、15球団未満とまで言われた。ロックアウトに突入後も鈴木の動向は、注目され続けている。

 同メディアは「まだ明確な有力候補は出ていないが、ボストン・レッドソックスとサンフランシスコ・ジャイアンツの間から移籍先候補が出てきそうな気配である」と述べている。

 昨季ナショナル・リーグのMVPのフィリーズ、プライス・ハーパーから巨人でプレーするという冗談も飛び出すほど、モチベーションの低下が懸念されるメジャーの選手の中において、鈴木はブレることなくメジャーでのプレーを待ち望んでいる。

 ここまで決意の固い鈴木は、チームに馴染む時間も試合数も十分にないハンディも乗り越えてくれるだろう。鈴木の打撃で大いにメジャーを盛り上げて欲しい。

構成●THE DIGEST編集部

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