ヤンキースの超大型トレードにマーくんも「めっちゃびっくりした!」。元相棒サンチェスが放出、15年MVPドナルドソンは“不仲”のコールとチームメイトに

ヤンキースの超大型トレードにマーくんも「めっちゃびっくりした!」。元相棒サンチェスが放出、15年MVPドナルドソンは“不仲”のコールとチームメイトに

ヤンキースは大型捕手のサンチェス(左上)らとの交換で、ドナルドソン(右上)とツインズが先日獲得したカイナー=ファレファ(右下)をゲット。ただ、ドナルドソンとコール(左下)はただならぬ関係ではある……。(C)Getty Images

現地時間3月10日に急転直下の形で99日間のロックアウトが終了したMLBは、開幕に向けて移籍市場が怒涛の展開を見せている。そんな中13日、ニューヨーク・ヤンキースとミネソタ・ツインズの間で衝撃のトレードが成立した。

 ヤンキースは生え抜きの大型捕手ゲリー・サンチェスと内野手のジオバニー・アーシェラを放出、ツインズは2015年MVPのジョシュ・ドナルドソン、ゴールドグラブ内野手のアイザイア・カイナー=ファレファ、若手捕手のベン・ロートベットを交換要員に出している。

【動画】“犬猿の仲”ドナルドソンがコールとチームメイトに! 昨年の対決の結果は…

 まさに青天の霹靂だったトレード成立に、14年から7年間ヤンキースで活躍していた田中将大が思わず「めっちゃびっくりした」とコメントしたほどだ。

 今回のトレードにおける「驚きポイント」はいくつかある。ヤンキースの視点でいえば、彼らはこのオフに遊撃手と先発投手の底上げを目標としていた。だからこそ、コリー・シーガーやカルロス・コレアの有力移籍先にも挙がっていたわけだが、カイナー=ファレファの獲得で一応の目途は立った。

 また、ヤンキースにはマイナー屈指の有望株遊撃手のアンソニー・ボルピーやオズワルド・ペラーザが近いうちに昇格予定であり、長期契約を結んで彼らをブロックすることを避けたかったようである。
  また、過去4年の打率.201、つたない守備も目立っていたサンチェスにはトレード話が上がっていたとはいえ、捕手ではチームトップの立ち位置で、田中もメジャーで一番バッテリーを組んだのもサンチェス(185試合)だった。生え抜きスターだけに当然驚きもあり、またヤンキース自体も今後は捕手の補強を目指すはずである。

 そして、新たに獲得したドナルドソンが“フィット”するかも気になるところ。というのも、ヤンキースのエースとして君臨している昨季最多勝のゲリット・コールとドナルドソンは昨季、違反投球を巡ってひと悶着があった仲。粘着物質の規制強化を機にコールの回転数が減少すると、ドナルドソンは名指しでコールの名前を挙げて不正投球疑惑をぶち上げていた。核となるべき2人の関係性からは目が離せないだろう。

 一方のツインズも相当驚かせた。今回のパッケージに入っていたカイナー=ファレファは前日にテキサス・レンジャーズから獲得したばかり。わずか1日で放出された格好だ。

 こうした大型トレードもまたメジャーの魅力。今後も開幕に向けてさらなる動きがあると思われ、動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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