「メジャーリーグの記録を大きく上回った」米メディア、佐々木朗希が達成した完全試合の偉大さに言及!「アメリカのスカウトを魅了した」

「メジャーリーグの記録を大きく上回った」米メディア、佐々木朗希が達成した完全試合の偉大さに言及!「アメリカのスカウトを魅了した」

記録づくめの完全試合を達成した佐々木には、多くの称賛の声が上がっている。写真:産経新聞社

ロッテの20歳右腕、佐々木朗希が4月10日にZOZOマリンスタジアムで行なわれたオリックス戦で完全試合を成し遂げて以来、日本の球界やメディアは彼の話題で持ちきりである。

 それもそのはずだ。日本球界での完全試合は、槙原寛己氏(巨人)が1994年5月18日の広島戦(福岡ドーム)で達成して以来28年ぶりの快挙となるばかりか、13者連続奪三振(日本新記録)、1試合19奪三振(日本記録タイ)と、記録づくめの投球でチームの勝利に貢献したのである。
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  この佐々木の偉業に『Los Angeles Times』や『Fan Graphs』、『Fansided』などの米国大手メディアも大々的に取り上げ、驚愕し、称賛を惜しまない。

 そんな中、『The New York Times』のヴィクター・マーサー記者は「10日に千葉ロッテマリーンズがオリックス・バファローズに6-0で勝利したことは、完全試合の奪三振数における日本記録を更新しただけでなく、2012年にジャイアンツのマット・カイン、1965年にドジャースのサンディ・コーファックスが記録したメジャーリーグの14を大きく上回ったのである」と綴った。

 メジャーリーグの完全試合での最多奪三振は14で、上記で述べた2人の選手が記録を持っている。その中でもコーファックスは伝説的左腕と言われ、1962年から5年連続でナリーグ防御率1位、年間382奪三振、2度の一試合18奪三振、完全試合を含む4度のノーヒットノーラン、3度のサイヤング賞、そしてワールドシリーズでの歴史的な快投と数々の伝説を残し、1972年に史上最年少の36歳で野球殿堂入りを果たしている。

 そんなレジェンドの記録をも塗り替えた佐々木。もちろんにメジャーのスカウトが黙っているわけはない。同記者は「彼のこの成績と100マイルの速球はアメリカのスカウトを魅了したが、彼がMLBで活躍するのはまだ先のことだろう」とも語っている。

 プロ入り3年目の佐々木は弱冠20歳であり、すぐにメジャー入りをするには様々な制約がつきまとう。ポスティングを利用し、メジャー契約を結ぶには「NPB在籍6年以上かつ25歳以上」という条件がある。

 ロサンジェルス・エンジェルスの大谷が海を渡ったのも日本ハムファイターズで5年目を終えてからのことである。

 メジャー志向が強いと言われている佐々木はいつメジャーの地を踏むことになるのか。その時までにどれほどの成長曲線を描いているのだろうか。今後の動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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