大谷翔平の快進撃の裏で ――。レンジャーズ戦中継で発生した“放送事故”に「ファンを裏切っている」と現地メディアが言及!

大谷翔平の快進撃の裏で ――。レンジャーズ戦中継で発生した“放送事故”に「ファンを裏切っている」と現地メディアが言及!

現地時間15日に2本、16日に1本のアーチを描いた大谷翔平。この活躍の裏で放送事故が起きていた。(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンジェルスのファンからため息が漏れる。

 ここ7年間ポストシーズンを逃していた同チームは3連勝を飾り、今シーズン初めてアメリカン・リーグ西部地区の首位に躍り出た。そんな歓喜の裏で小さくない話題となっているのが、エンジェルス放送局『Bally Sports West』の杜撰な放送体制だ。

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 問題視されている試合は、マット・バスガーシアン氏が司会、マーク・グビサ氏が解説を務めた現地時間4月14~17日のテキサス・レンジャーズ戦。米メディア『The Athletic』によれば、「視聴者が映像を見てから音声が出るまでにおよそ3秒を要した」と“音ズレ”を報告。そして「実況のマット・バスガーシアン氏がホームランをファウルボールと、ファウルボールを二塁打と言った」と指摘し、さらに現地時間16日には「数イニング、実況の音声がなくなり解説のマーク・グビサ氏が一人喋りとなった」と伝える。

 ミスの要因は、実況がリモート回線で中継を行なっているためだと考えられている。この背景は2020シーズン後、長年実況を務めてきたビクター・ロハス氏がテキサス・レンジャーズ傘下のチームのGMに就任するために降板したことで起きた。その際、白羽の矢が立ったのが、『MLB Network』や『ESPN』でお馴染みのバスガーシアン氏だった。

 今もニューヨークにて『MLB Network』の仕事を請け負う彼は、エンジェルスのためにフルタイムで働けず、本来であれば別の司会者が必要なのだ。人数がひっ迫している状況下で、リモート形式をとって起きた放送事故に同メディアは「毎晩、混乱している」「ここ4試合の放送は悲惨だった」と酷評した。
  さらに同メディアは、司会のバスガーシアン氏に直接取材を行なった。「私のフラストレーションも大きい」と語り、「自分のことを深く考えすぎないようにしている。だけど仕事は真剣に取り組んでいる。だから仕事のことで、自分が批判されるのは嫌なんだ。だからリモート実況は好きではない」と断言。そして言い間違いを犯した場面については猛省した。

「ホームランを見逃すなんて恥ずかしい。私以上にそう思っている人はいない。仕事で最悪のことをしでかした。ファンにも迷惑をかけたし、ホームランを打った選手にも申し訳ない。俺にとっても最悪だ」

 ただ同記事では、「エンジェルスとBally Sportsは、一人のために全てを犠牲にすることを優先している。これはバスガーシアン氏の責任ではない」と綴ったうえで、「このようにセッティングしたエンジェルスの責任だ。唯一の顧客であり、忠実に試合を観戦するファンを裏切っている」と言及した。

 これらの放送事故を受けて、同放送局は18日のヒューストン・アストロズ戦はリモートではなく、急遽現地にパトリック・オニール氏(実況)とグビサ氏を現地に送り込むことを決めている。

構成●THE DIGEST編集部

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