まだまだ止まらない鈴木誠也「週間MVP&9試合連続安打」オープン戦で見せた“独自調整”に地元紙が着目!

まだまだ止まらない鈴木誠也「週間MVP&9試合連続安打」オープン戦で見せた“独自調整”に地元紙が着目!

18日にも2本の安打を記録した鈴木は、デビューから9試合連続安打で球団記録に並んだ。(C)Getty Images

シカゴ・カブスのサムライルーキーに地元紙が熱視線を注ぐ。

 現地時間4月18日、今季からメジャーリーグに挑戦する鈴木誠也が、開幕2週目の週間MVPに選出された。日本人ルーキーが4月に受賞するのは、2018年の大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)以来だ。

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 そんな鈴木はこの日、本拠地で開催されたタンパベイ・レイズ戦で初の「4番」を務めると、4回の第2打席で先発のシェーン・マクラナハンのカーブを捉え、左中間に運んだ。さらに8回の第4打席では右前へと運び、3打数2安打、2得点を記録。デビュー以来9試合連続安打を達成した27歳は、1943年のアンディ・パフコの球団記録、さらに日本人打者としても岩村明憲が持つ最多記録に並んだのだ。

 ここまでの活躍を誰が予想しただろうか……。労使交渉が難航した影響を受け、移籍が決まったのが先月16日。そのためキャンプの合流も遅れ、オープン戦は僅か7試合の出場にとどまった。その際、17打数で2発を放つも、4安打で打率.235とやや苦しんでいるようにも見受けられていたのだ。
  だが開幕からそんな不安を払拭する活躍を27歳は見せる。地元紙『Chicago Tribune』のメーガン・モンテムロ記者は、「スズキの成功は、自身に忠実に従った結果だ」とオープン戦の行動から分析した。

 というのもMLBはNPB以上に様々な数値がデータ化されているのだ。しかし同紙によれば「スズキはその情報を一切使わずに、打席での感覚とこれまでの経験を活かしてきた」と感覚を研ぎ澄ませてきたと伝える。

 これをデビッド・ロス監督も高く評価する。「使ったことがないものよりも成功したことがあるなら、そのルーティンを貫くべきでしょう」と独自のやり方を認めたうえで、「彼のやり易いようにやってもらって成功を収めてくれれば、うれしい」と満足げに語る。

「世界最高の調整だった。これまでの誰もが少し苦労していたようにそうなると予想していた。しかし、彼は本当に素晴らしいスタートを切り、本当に良い投手と対戦できたのは印象的だった」

 まだまだ勢いが止まらない鈴木。“感覚派”の彼は世界屈指の選手が揃う同リーグで、果たしてどこまで記録を伸ばすだろうか。その躍動する姿に引き続き注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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