大野雄大、9回27人をパーフェクトに抑えるも……延長10回2死で無念の初安打を許す

大野雄大、9回27人をパーフェクトに抑えるも……延長10回2死で無念の初安打を許す

9回27人をパーフェクトに抑えながら、10回2死から佐藤輝に初安打を打たれた大野(写真)。球団史上初の快挙は露と消えた。写真:産経新聞社

もっと早くに点が入っていれば、大野雄大(中日)の快投は報われていたはずだった。

 6日、大野は阪神戦で9回27人をパーフェクトに抑えながらも、延長10回2死から佐藤輝明に初安打を打たれ、大記録を逃した。

 この日の大野は打たせて取る投球が冴えた。初回は近本光司を見逃し三振に仕留めた後、2番の中野拓夢をセカンドゴロ、3番の佐藤輝明をサードゴロに打ち取った。その後も9回までに11つの内野ゴロを積み上げた。
  一方、阪神先発の青柳晃洋も好調で、7回まで1安打無失点、四球もなし。8回には2死一、三塁のピンチを背負うも無失点で切り抜け、9回も三者凡退。試合は延長戦に突入した。

 これまでに延長戦で完全試合を達成された例はなく、快挙達成に暗雲が立ち込めた矢先の延長10回。1番の近本をファーストゴロ、2番の中野をライトフライに仕留めた直後、3番の佐藤輝明に対する2球目。真ん中高めのストレートを佐藤のバットが捉え、打球は無情にもセンターの右を抜け、ツーベースとなった。

 4月10日の佐々木朗希(ロッテ)に次ぐ今季2度目の快挙は露と消えたが、その裏に試合は石川昂弥のタイムリーで中日がサヨナラ勝ちし、大野に2勝目がついたのが救いとなった。

構成●SLUGGER編集部
 

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