「いつも間違った方向で打っていた」右打者レンドーンが思わぬ“才能”を開花!名将マッドンも賛辞「素晴らしい演出だった」

「いつも間違った方向で打っていた」右打者レンドーンが思わぬ“才能”を開花!名将マッドンも賛辞「素晴らしい演出だった」

普段は右打者のレンドーンだが、10日のレイズ戦では左バッターボックスに入り、本塁打を放った。(C)Getty Images

右打者としてメジャー9シーズンを過ごしてきたアンソニー・レンドーン(ロサンゼルス・エンジェルス)が、思わぬ才能を開花させ、周囲の関係者やファンを驚かせている。

 現地時間5月10日のタンパベイ・レイズ戦の8回裏。8点ビハインドとしたレイズは、6番手として野手のブレット・フィリップスが敗戦処理を任され、マウンドに上がった。

 ここでレンドーンはいつもと違う左打者用のヘルメットを被り、1死二塁の場面で左打席に立ったのだ。初球の低めに外れたボール球を冷静に見送った31歳は、続く2球目の低めの球を上手くすくい上げると、高々と舞い上がった打球は、そのまま右中間スタンドに飛び込み、2ランホームランとなった。

【動画】新たな才能が開花!?左打席で放ったレンドーンの一発をチェック

 これを中継していたエンジェルスの地元放送局『Bally Sports West』は、この驚きの出来事に興奮していた。実況パトリック・オニール氏は、「アンソニー・レンドーンが突如としてスイッチヒッターになりました。どうしたんだ?」と打席に入った様子を説明。すると次の瞬間「見て!見て!なんてことだ!左打ちのレンドーンが2ランホームラン!」と声を裏返しながら伝えた。

 これに解説のマーク・グビザ氏は「左打席でスタンドまで運んだよ!ふざけているね」と笑いながらコメント。オニール氏はたまらず「信じられないよ、なんてこった」と言葉を失っていた。
  公式メディア『MLB.com』によれば試合後、ジョー・マッドン監督は「素晴らしい演出だったよ」と称賛し、「うまくやってくれたよ!野球はああいう楽しませる瞬間が必要だ。観客もちゃんと歓声で応えてくれたし、相手に失礼ではないね」とコメントした。

 そして名将は「彼はよく年下の連中たちと打撃練習でやっていたんだ」と明かし、微笑ましげにこう続けた。

「よく打ったよ、大したものだ!打撃コーチたちは皆、彼ならできると言っていた。試合後にはアンソニーは、いつも間違った方向で打っていたと言っていたね」

 明日からはまた通常どおり右打席に立つのだろうか?ファンを楽しませてくれるレンドーンの行動からしばらく目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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