大谷翔平、メッツ行きの噂を米メディアはどう見た? 「リスクがある」長期契約は“史上最も儲かる契約”にも

大谷翔平、メッツ行きの噂を米メディアはどう見た? 「リスクがある」長期契約は“史上最も儲かる契約”にも

打っても、投げても、図抜けたパフォーマンスを披露する大谷。その存在感は常に大きな注目を集めている。(C)Getty Images

二刀流で異彩を放ち続ける大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)への注目度は日増しに高まりつつある。とりわけ直近2試合でのパフォーマンスは、現地メディアでも大きくクローズアップされている。

 現地時間6月21日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「3番・DH」で出場した大谷は、6回と9回にそれぞれ3ランをマーク。一夜が明けた同カードでは「2番・DH兼投手」で先発登板し、8回(108球)、2安打無失点、キャリア最多の13奪三振を記録。“リアル二刀流”の真価を発揮したのだ。

 連日のようにありとあらゆる話題を振りまく大谷翔平は、その去就も注目されている。

 23年シーズンの終了後にエンジェルスとの契約満了を迎え、フリーエージェント(FA)となる大谷。無論、契約延長の可能性も大いに残されているが、昨季終盤に「球団自体の雰囲気も好きではある。ただ、それ以上に勝ちたいという気持ちが強い」と語った本人の言葉にあるように、彼が何よりもチームとしての勝利を望んでいるのは言うまでもない。
  ゆえにエンジェルスよりも高みを目指せる“コンテンダー球団”へ移籍する可能性は小さくない。現地時間6月23日には、米スポーツ専門放送局『ESPN』の番組でバスター・オルニー記者が、「有力候補になる要素が最も多い」としてニューヨーク・メッツが大谷の新天地候補だと訴えた。

 オルニー記者の指摘するようにメッツは、めきめきと競争力を高めている球団ではある。今季からエンジェルスの大谷獲得に尽力した“人格者”ビリー・エプラー氏がGMに就任。さらに2020年9月に米プロスポーツ史上最高額の24億ドル(約2500億円)で球団を買収したスティーブ・コーエン氏は「球界で最大の財力を持っている」と言われており、潤沢な資金力は他の追随を許さない。

 たしかに今オフも怒涛の大型補強を展開したメッツは、「勝ちたい」と公言する大谷の希望にマッチする。だが、やはり気になるのは「プロスポーツ史上最高クラスになる」(米スポーツラジオ局『WFAN』)とされた移籍金だ。 いくらコーエン氏の財力をもってしても、チームの財政バランスを見て、投資を惜しむ可能性もゼロではない。仮に大谷がFA市場に出た場合の契約は、最低でも5000万ドル(約67億6000万円)は下らないとも言われている。それはメジャー史上初とビッグディールであり、まさに桁違いなのだ。

 だが、それでも大谷に「それだけの投資の価値がある」という声は絶えない。米インターネットラジオ局『Audacy』は、大谷がトミー・ジョン手術をした経験などから「もうすぐ30歳となる彼との長期契約にはかなりのリスクがある」としながらも「今日のスポーツ界において一番のグローバルなスターだ」と強調した。
 「オオタニがFA時に29歳という最盛期にあることを考えても、次の契約は間違いなく『最も儲かる契約』になるだろう。そのなかでメッツは理想的な求婚者だと言える。何よりも彼は競争的なチームであり、あらゆる契約形態にも喜んで応じられるだけの力を持ったオーナーがついている」

 この先、大谷がFAへの意向を明確にすれば、より多くの球団が獲得に動き出すはず。その時に彼がいかなる決断を下すかは、実に興味深いものがある。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】大谷翔平の移籍先にメッツが急浮上!? 元GMが再び“二刀流戦士”獲得に動き出すと噂「エンジェルスに危機が迫っている」

【関連記事】大谷翔平のMVP獲得に米記者が独自見解。「多くの人が“落ち目だ”と考えるような年」でも“可能性”が消えない理由

【関連記事】「これ以上にない驚きだ!」大谷翔平が自己最多13K!前日2HR8打点の“二刀流”ぶりに現地メディアは驚愕「非常識だ」

関連記事(外部サイト)