“出戻り”秋山翔吾のカープ入りを米国メディアはどう報じた? 「スターの実力を発揮できなかった」 「日本とメジャーで大違いな姿」

“出戻り”秋山翔吾のカープ入りを米国メディアはどう報じた? 「スターの実力を発揮できなかった」 「日本とメジャーで大違いな姿」

まさかの広島入りが決まった秋山。今回の日本復帰を受け、現地メディアはメジャーでのキャリアをどう振り返っているのだろうか。(C)Getty Images

日本プロ野球史に残るヒットメーカーの“凱旋”は、驚きの地に決まった。

 広島東洋カープは6月27日、サンディエゴ・パドレス3Aを退団していた秋山翔吾の獲得を正式発表した。一部報道によれば、3年契約5億円規模の数字に上るという。

 2015年にNPBシーズン最多安打を更新する216安打を樹立した秋山を巡っては、広島の他に古巣の西武やソフトバンクが獲得に動いていたが、急転直下、大型契約で選手補強をすることの珍しい広島と合意することに至った。

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 もっとも、首位打者1回、最多安打4回、ゴールドグラブ6回を誇る天才打者の、このタイミングでの日本帰還は必ずしも想定通りではなかっただろう。今年、秋山は2020年にシンシナティ・レッズと結んだ3年契約の最終年だった。しかし確たる結果を残せず、開幕前にリリース。その後、パドレスとマイナー契約を結ぶも、メジャー昇格ができずに日本帰国を決断するという流れに至ったのだ。
  果たして、秋山の電撃契約をアメリカメディアはどう捉えているのだろうか。メジャー最大級の移籍サイト『MLB Trade Rumors』は秋山の“3年間”について、「アキヤマは西武ライオンズで見せていたスター級の実力を発揮できなかった」と総括。

 366打席に立って打率.224、0本塁打、出塁率.320、長打率.594という成績は、西武での9年間(打率.301、116本、出塁率.376、長打率.454)に比べて「大違いな姿だった」としている。

 それゆえ同サイトは、秋山がマイナーでは好成績を残していたものの、メジャーでのチャンスは限りなくしぼんでいたことは自明であり、日本に帰る選択が納得だと結論づけていた。他にもスポーツメディア『CBS Sports MLB』も「日本復帰は常に高いものだった」として、驚いてはいない様子だった。

 まさかの広島入りとなった秋山翔吾。メジャーでは本領を発揮できなかったものの、3年ぶりの日本復帰で全盛期の好打者の姿を見せられるだろうか。34歳の挑戦を改めて見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部 

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