メジャー挑戦報道の千賀滉大は「魅力的な存在」。米メディアがFA市場での獲得競争を予測「ゴーストフォークは破壊的」

メジャー挑戦報道の千賀滉大は「魅力的な存在」。米メディアがFA市場での獲得競争を予測「ゴーストフォークは破壊的」

日本球界で異彩を放つ千賀。圧巻の投球を続けてきた29歳には米球界も熱視線を送っている。写真:塚本凜平

日本球界が誇る剛腕の“挑戦報道”が話題だ。

 現地時間8月4日、『MLB Network』などでリポーターを務める敏腕記者のジョン・モロシ氏が、千賀滉大(ソフトバンク)がこのオフにメジャー移籍をする可能性が高いとレポート。今オフにポスティングではなく海外FA(フリーエージェント)で「世界最高峰の舞台」に挑むとも伝えた。

 もっとも、当の千賀本人の意思は以前より明確にされてきた。昨オフの契約更改で締結した年俸6億円での5年契約には、オプトアウト(契約破棄条項)を付帯。メジャー移籍の場合に限り、ソフトバンクに行使を許可してもらう段取りを取っていた。

「やらなくちゃいけない」

 そう決意を語って始まった今季は、16登板で8勝(4敗)。防御率2.05、奪三振率9.83、WHIP(1投球回あたり何人の走者を出したかを表す数値)1.02と上々のスタッツをマーク。混戦模様のパ・リーグで首位争いを演じるチームにあって欠かせない存在となっている。

 昨夏の東京五輪でも伝家の宝刀「お化けフォーク」が世界中で話題となった千賀。そんな剛腕のメジャー挑戦の可能性に米球界も騒がしくなっている。日夜、MLBを中心に各国リーグの移籍情報を発信している米専門サイト『MLB Trade Rumors』は、29歳の日本人右腕の動向について伝えたうえで、次のように期待を寄せた。
 「センガは過去10年間の日本球界で最も優れた投手の一人だ。あとは本人の希望次第だが、この右腕は来オフのMLBにおけるフリーエージェント市場で、魅力的な存在になるポテンシャルを十分に秘めている」

 では、実際にメジャーで通ずるかどうか。千賀の実力に対する評価も早くも下されている。米放送局『CBS Sports』は「センガは多くの変化球を自在に操れる」としたうえで、やはりというべきか、“あの球”の凄まじさを強調した。

「90マイル台後半の速球に、フォークボールは間違いなくメジャーの打者も苦戦する。とくに後者は『ゴーストフォーク』の異名を持つほど破壊的な切れ味を誇る球種だ」

 2011年に育成ドラフトでプロの扉をこじ開けて以来、常に高みを目指して投げてきた千賀。そんな剛腕がついに叶えるのか。来るオフの動きには国際的な注目が集まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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