後半戦初のベンチスタートはなぜ? 大谷翔平を控えに回した舞台裏をエ軍指揮官が明かす「投げた翌日に動くのが好きなんだ」

後半戦初のベンチスタートはなぜ? 大谷翔平を控えに回した舞台裏をエ軍指揮官が明かす「投げた翌日に動くのが好きなんだ」

久しぶりの休養日を与えられた大谷。その決定の背景には本人の考えが大いに関係していた。(C)Getty Images

次回登板に向け、球界屈指の偉才は万全を期するようだ。

 現地時間8月8日に敵地オークランドで行なわれているオークランド・アスレティックス戦で、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は後半戦初となるベンチスタートとなった。

 44試合ぶりのベンチスタートだ。大谷は前日に行なわれたシアトル・マリナーズ戦で、2打席目に立つ前に、本塁後方で相手投手と交錯。左足甲をスパイクで踏まれて悶絶。それでも試合出場を続け、3打席目には意地のレフト前ヒットを放ったが、現地時間8月9日に行なわれる“リアル二刀流”に向けて大事を取った形となった。

 次回登板では1918年のベーブ・ルース以来となる「シーズン2桁勝利&2桁本塁打」の偉業達成が懸かってくる。そんな大谷のベンチスタートを決断したフィル・ネビン監督代行は、前日の試合後と同様に「オオタニは問題ない」と強調したうえで、休養日を与えた舞台裏を明かしている。
 「これはオオタニ自身の選択だよ。休養日を(登板日の前後となる)月曜日か水曜日のどちらかを選ぶように言ったんだ。水曜日なら(休日の木曜日を含め)2日連続で休めたんだが、彼は投げた翌日に動くことが好きなんだろう。そっちを選んだ」

 もっとも、大谷自身は登板に向けた準備を入念に進めている。地元紙『Orange County Register』などによれば、この日も試合前にブルペン入りし、変化球を交えながら35球を投げ込んだと伝えられている。

 それだけに不安視された足の状態は、現時点では問題ないと見るのが妥当か。いずれにしても、後半戦に入って自己ワーストの3連敗を喫している「投手・大谷」がいかなるピッチングを見せるのか。そして、“野球の神”以来となる大記録を達成できるか。明日のパフォーマンスは大いに注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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