母が見守る前でジャッジが62号本塁打!ファン、同僚、監督も祝福「なんという瞬間だ」「ママジャッジを抱きしめたい」「彼はこのチームのリーダーだ」

母が見守る前でジャッジが62号本塁打!ファン、同僚、監督も祝福「なんという瞬間だ」「ママジャッジを抱きしめたい」「彼はこのチームのリーダーだ」

母(右)の前で62号を打ったジャッジ(左)。ついにア・リーグ年間最多本塁打記録を塗り替えた。(C)Getty Images

ついに、レジェンドを超えた!

 ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが現地時間10月4日、敵地テキサス・レンジャーズ戦とのダブルヘッダー2試合に先発出場。第1試合は「1番・DH」で出場し、5打数1安打。本塁打は不発に終わったが、歓喜の瞬間は第2試合の1回に訪れた。

 「1番・右翼」で先発出場したジャッジは第1打席、カウント1-1からレンジャーズ先発のジーザス・ティノコが投じた3球目の甘いスライダーを見逃さずにとらえ、ボールはレフトスタンドへ。記念すべき第62号は先頭打者ホームランで決めた。1961年にヤンキースの先輩である、ロジャー・マリスが樹立したアメリカン・リーグの年間最多本塁打記録の壁を、ついに超えた。

【動画】ついに出た!62号本塁打!61年間、誰も超えられなかった壁をA.ジャッジが打ち砕く

 ジャッジが打った瞬間に、球場は興奮に包まれた。61年間、破れることのなかった歴史的な大記録。その高い壁を乗り越えた瞬間、母パティさんは安堵した。そして、ダイヤモンドを一周する息子に、控え目ながら優しい眼差しで祝福した。9月20日のピッツバーグ・パイレーツ戦でジャッジが60号本塁打を打って以来、ヤンキースの試合にパティさんはスタンドに立ち続けた。さらに、トロントとテキサスへの2度の遠征にも同行した。この日、パティさんは1996年にヤンキースがワールドシリーズ優勝を記念したビンテージTシャツを着て見守った。愛する息子の偉業を直接見たいという彼女の思いは、ようやく叶えられた。

 アメリカのスポーツ専門チャンネル『YES Network』の公式ツイッターには、ジャッジが62号本塁打を打った場面で、母パティさんが安堵した動画を公開。「なんという瞬間だ」、「お大事にパティさん」、「ママジャッジを抱きしめたい」など、微笑ましい投稿が並んだ。
  チームメイトもジャッジに対して賛辞を惜しまない。ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「史上最高のシーズンだった。彼はこのチームのリーダーであり、地区優勝を果たした。チームのために、次々とホームランを放ったのだ。歴史的な偉大なシーズンであり、我々がいなくなっても語り継がれるシーズンだと思う」と語った。ジョシュ・ドナルドソン三塁手は「大学時代のような気分だった」と興奮を抑えられず「この瞬間はジャッジに対する尊敬と、彼がしてきたことを示す価値があったんだ」と絶賛した。

「一瞬一瞬を楽しもうとしたんだ」とジャッジは言った。「ホームランを打てば、みんなが立ち上がってくれるだろうなんてことは考えなかった。彼らはエキサイティングな野球を見るためにここにいて、何か特別なものを見るために、ここにいるんだと考えるようにした。そう考えることで、かなり冷静になることができたけど、確かに少しプレッシャーはあったね」と、やはり記録更新の重圧を相当感じていたようだ。

 ジャッジは「打った瞬間はいい予感がしたよ。ただ、どこに落ちるのか。何に当たるかは分からなかった。ファンのグラブの中に(ボールが)入っているのを見たら、いい意味で安心感があったよ」と、62号本塁打の感触を振り返った。

 この一打でメジャーの歴史にまた一人、偉大なスラッガーが記録を塗り替え名を刻んだ。その名は『Aaron Judge, New York Yankees, No.99』。

構成●湯川 泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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