「全世界の野球少年、少女に夢を与え続けて」“平成の怪物”松坂大輔が大谷翔平に送ったエールにファン感動「グッときた」【WBC】

「全世界の野球少年、少女に夢を与え続けて」“平成の怪物”松坂大輔が大谷翔平に送ったエールにファン感動「グッときた」【WBC】

9回1点差の場面で登板した大谷。アメリカを抑え、胴上げ投手に輝いた。(C) Getty Images

侍ジャパンの3大会ぶり3度目の世界一で幕を閉じたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。大会MVPには日本の大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が輝いた。

 ローンデポ・パークが最も盛り上がったのは、やはり背番号16がマウンドに向かったときだった。8回を終えて、侍ジャパンが3対2と1点リードした場面で、栗山英樹監督は「3番・指名打者」で出場していた大谷に、9回のマウンドを託した。

 試合を生中継した「テレビ朝日」で解説を務めていた古田敦也氏は、マウンドで投球練習をする大谷を見て「本当に信じられない出来事が、いま目の前で起きてます」と言い、二刀流の真骨頂を見せる大谷の姿に脱帽する。

 同氏はWBC決勝という最高の舞台で実現した”クローザー・大谷”に対し、「球史に残るどころではない」と断言。「この先、同じことが起こることはもうないと思います」と二刀流に敬意を示した。
  同じく解説を務めた松坂大輔氏は、「普通では考えられないぐらいの負担がかかっている」と大谷のコンディションを心配するが、「それを一切見せない大谷選手は本当にすごい」と称賛。実況アナウンサーから大谷へのエールを求められた松坂氏は、「このまま全世界の野球少年、少女に夢を与え続けてほしい」とコメントした。

 同氏のエールにSNSではファンも反応。「松坂さんの解説すごく良いな」「まだ少ない野球少女には嬉しかったに違いないはず」「最近の野球少年たちは松坂大輔がWBCで2大会連続MVP獲ってること絶対に知らないんだろーな。でもガンバレ!」「解説中に松坂大輔さんが『野球少年少女たち』と言ったのがグッときた」と好意的な意見が寄せられた。

 大谷は先頭打者に四球を与えたが、ムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)を併殺打で2アウトにすると、エンジェルスのチームメイトであるマイク・トラウトを140キロのスライダーで仕留め、グラブを放り投げ雄叫びを上げた。

”平成の名捕手”と”平成の怪物”が見守ったなか、日米を席巻する二刀流はWBCの歴史に「ショウヘイ・オオタニ」の名を刻み、新たな伝説を作った。

構成●THE DIGEST編集部

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