日本ハムへ電撃移籍の“オリのジョニー”黒木優太が、オリックスファンへ伝えたい感謝【オリ熱コラム2023】

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AIざっくり要約

  • オリックスの黒木優太が日本ハムにトレードされたが、突然のことに驚いた。
  • 黒木はオリックスファンに感謝の気持ちを伝えたいと語る。
  • 新天地の日本ハムではファンの支持を得られるよう努力したいと語った。

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日本ハムへ電撃移籍の“オリのジョニー”黒木優太が、オリックスファンへ伝えたい感謝【オリ熱コラム2023】

最速156キロのストレートを武器に、ルーキーイヤーからフル回転した黒木。来季からは新天地での活躍に期待したい。写真:野口航志

11月24日、黒木優太(オリックス)と、吉田輝星(日本ハム)の交換トレードが成立した。黒木は前日、大阪の御堂筋と神戸の三宮で行われた優勝パレードに参加していただけに、まさかの電撃トレードとなった。

「突然のことで驚きましたが、必要とされた環境でプレーできるということは野球人として嬉しいことだと思いますので、今は素直に受け止めて新天地で頑張ろうという気持ちになっています。

 オリックスに在籍した7年間は、手術や怪我でチームに貢献できなかった時期もありましたが、良い時も悪い時もいつも温かく応援してくれたファンの皆さんには感謝の気持ちしかありません。たくさんお世話になって、成長させてもらったオリックスに入ることができて本当に良かったです。ファイターズでも必要とされたところでベストパフォーマンスが出せるように頑張りたいと思います」

 新天地での飛躍を誓った黒木と、私が初めて話したのは、2016年ドラフト後の仮契約会見でのことだった。当時編成部長だった加藤康幸氏が紹介してくれて、同じ横浜出身ということもあって交流が始まった。入寮の時、歌手の倖田來未の話で盛り上がったことは今でも覚えている。

 育成契約だった20年を除き、ずっと背負ってきた背番号54は、「プロ野球の黒木といったら54だと思います」という理由で選んだもの。ロッテ時代に54番を背負っていた“本家ジョニー”こと黒木和宏には、彼が日本ハムのコーチだった17年に挨拶。元祖から「もう遠慮しなくてもいいからね」と声をかけられたという素敵なエピソードがある。
  同じく17年には、0対12で大敗していた本拠地でのゲームで、ブルペン待機していた時に「ああいう試合展開にもかかわらず、途中雨が降ってきてもライトスタンドのファンの皆さんが、誰一人として帰ろうとせず、チームを応援しているのをブルペンで見ていて、凄く胸を打たれました。あのファンの皆さんの姿を見て、1人のプロ野球選手として、ファンを喜ばせるプレーをしなければならないということを再確認させられました」とファンの思いに胸を打たれたこともあった。

 日本ハムには昨オフ、かつてバッテリーを組んだ伏見寅威がFA移籍。来季からはオリックスOBの金子千尋も二軍ピッチングコーチに就任することが決定しており、環境的には問題ない。新庄剛志監督が、黒木をどのように起用法するのかも注目である。

 トレードが発表された後、黒木に連絡すると「オリックスファンへの感謝の気持ちをとにかく伝えてください」とお願いされた。黒木の中では、あの日ブルペンで感じたオリックスファンの熱が、トミー・ジョン手術を受けた後のリハビリ期間中も含めて支えになっていたのだという。また「これからは日本ハムのファンのみなさんにも僕を好きになってもらえるように頑張ります」と新天地でもファンの気持ちに寄り添えるような選手を目指していく。

取材・文⚫︎どら増田

【著者プロフィール】
どらますだ/1973年生まれ。プロ野球では主にオリックスを取材し、週刊ベースボールの他、数々のウェブ媒体でも執筆している。書籍『ベースボールサミット 第9回 特集オリックス・バファローズ』(カンゼン)ではメインライターを務めた。プロレス、格闘技も取材しており、山本由伸と那須川天心の“神童”対談を実現させたことも。
 

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