【名門校の歴代ベストチーム作ってみた:横浜高】盤石の投手陣と強力打線を兼ね備えた?ドリームチーム”が完成!

【名門校の歴代ベストチーム作ってみた:横浜高】盤石の投手陣と強力打線を兼ね備えた?ドリームチーム”が完成!

横浜高といえばやはり松坂。98年に甲子園春夏連覇を果たしたチームからは、4人もプロ野球選手が生まれている。写真:朝日新聞社

"歴代ベストチーム"はロマンだ。今回、編集部では「出身校別歴代ベストチーム」を選定。高校、大学、社会人野球の名門を対象に夢のベストチームを独自に選出し、打線も組んでみた。今回は春夏通算甲子園出場34回、全国制覇5回を誇る横浜高校だ(野手8人+投手5人を選定)。

●横浜高出身選手の歴代ベストチーム
1(中)多村仁志(元横浜ほか)
2(捕)近藤健介(日本ハム)
3(右)鈴木尚典(元横浜)
4(左)筒香嘉智(レイズ)
5(三)福田永将(中日)
6(一)愛甲猛(元ロッテほか)
7(二)石川雄洋(DeNA)
8(遊)阿部真宏(元近鉄ほか)
9(投)松坂大輔(西武)

(先発)涌井秀章(楽天)
(先発)成瀬善久(元ロッテほか)
(先発)高橋建(元広島ほか)
(抑え)横山道哉(元日本ハムほか)
  チームを組んで改めて実感したのは、ベイスターズでプレーした選手の多さである。先発メンバーに入った多村、鈴木、筒香、石川の4人以外にも小池正晃や荒波翔、現役では倉本寿彦や乙坂智らがいる。

 それはそれとして、さすがは50年近く神奈川に君臨する強豪校。各ポジションに隙のない人材が揃った。1番からいきなりシーズン40本を放ったこともある多村が登場するのは、相手投手にとっては恐怖だろう。プロ入り当初はリードオフマンだった石川とも迷ったが、「1番・強打者」の役割を期待して多村を選んだ。続く2番は現役有数のコンタクトヒッターである近藤が務める。外野に強力な選手が揃っているため、彼には高校時代に守った捕手に回ってもらった。

 3番の鈴木は、マシンガン打線の中軸として97〜98年に2年連続で首位打者を獲得した"ハマの安打製造機"。4番は今季からレイズ入りする筒香で決まりだろう。横浜高校の出身選手で本塁打王・打点王の経験があるのは彼だけだ。続く5番は豪快なフォロースルーでおなじみの大砲・福田に託した。

 愛甲は80年に横浜高が夏の甲子園優勝を果たした時のエース投手だが、プロ入り後に野手へ転向。89年にゴールデングラブを獲得した他、88〜92年にかけて535試合連続全イニング出場を果たしている。さらに7番に石川、8番には小技を武器に、03年にはオールスターにも出場した阿部を置き、盤石の布陣が完成した。
  先発投手陣も豪華で、松坂、涌井の沢村賞投手2人に加えて、07年最優秀防御率の成瀬や、41歳まで息の長い活躍を続けた高橋など、好投手がめじろ押し。だが、ここは98年の甲子園春夏連覇の立役者、"平成の怪物"松坂をエースとした。抑えにはフォークを武器に04年のセーブ王を獲得した横山を選んだが、12年に30セーブを挙げた実績のある涌井を起用するパターンも考えられる。
  さすがに伝統校だけあって選定は一苦労だった。惜しくも選外となった選手の中にも、81年にヤクルトで盗塁王を獲得した外野手の青木実や、85年に開幕9連勝を記録して阪神の優勝に貢献した中田良弘、松坂と同期でプロ1年目の開幕戦で4番を務めた後藤武敏らがいる。

 また、現役組では、昨季11勝を挙げてブレイクした柳裕也(中日)、ルーキーながらファームで頭角を現した万波中正(日本ハム)などが惜しくも選外。球史に残る名選手を幾人も輩出してきた横浜高のすごさを改めて認識させられた。

文●筒居一孝(スラッガー編集部)

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