因縁のアストロズ対ドジャースがレギュラーシーズンで実現?今季限定の「3地区」案が浮上

因縁のアストロズ対ドジャースがレギュラーシーズンで実現?今季限定の「3地区」案が浮上

2017年に覇を争ったドジャースとアストロズが、今季限りの特別フォーマットで対戦か?(C)Getty Images

新型コロナウイルス感染拡大により開幕が遅れているメジャーリーグだが、徐々に再開へ向けての準備が進んでいる。現地28日、『USAトゥデイ』が報じたのは今季限定での「リーグ再編成」案だ。

 報道によると、現在アメリカン・リーグとナショナル・リーグに分かれている両リーグを本拠地ベースにシャッフル。東地区、中地区、西地区の3地区、各地区10球団ずつに振り分けるというものだ。本拠地ベースで組み分けることで、長距離移動を最小限にとどめて感染拡大のリスクを抑える目的が背景にある。

 例年のようなインターリーグ(日本でいう交流戦)は行われず、地区内のみで90〜100試合を消化するため、“マンネリ”化の可能性もある一方、プレーオフ出場チームを増やすことで関心を高めると同時に、採算性を高める考えもあるようだ。

 しかし、この新たなフォーマットの組み分けにより、「起きてはならなかった」対戦が実現する可能性が浮上。一部で物議をかもしている。報道によると、3地区の組み分けは以下の通りだ。
 ※AL=アメリカン・リーグ、NL=ナショナル・リーグ、●=地区再編で移動するチーム
【東地区】
・ヤンキース(AL)
・メッツ(NL)
・レッドソックス(AL)
・ナショナルズ(NL)
・オリオールズ(AL)
・フィリーズ(NL)
・パイレーツ(NL/●)
・ブルージェイズ(AL) 
・レイズ(AL)
・マーリンズ(NL)

【中地区】
・カブス(NL) 
・ホワイトソックス(AL) 
・ブルワーズ(NL) 
・カーディナルス(NL) 
・ロイヤルズ(AL) 
・レッズ(NL) 
・インディアンス(AL) 
・ツインズ(AL) 
・ブレーブス(NL/●) 
・タイガース(AL)

【西地区】
・ドジャース(NL) 
・エンジェルス(AL) 
・ジャイアンツ(NL) 
・アスレティックス(AL) 
・パドレス(NL) 
・ダイヤモンドバックス(NL) 
・ロッキーズ(NL) 
・レンジャーズ(AL) 
・アストロズ(AL) 
・マリナーズ(AL)

 新たな地区に振り分けられるのはパイレーツ(中地区→東地区)とブレーブス(東地区→中地区)の2球団しかないが、従来の2リーグ制と比べてかなり入り混じっているのがよく分かる。そして見てほしいのが西地区だ。何と、ドジャースとアストロズが同じ地区に組み込まれている。

 お分かりの通り、両者は2017年のワールドシリーズ第7戦まで優勝を争ったチーム同士。そして、同年にアストロズが組織的なサイン盗みを行っていたことが判明し、ドジャースの面々だけでなくLA市民からもアストロズは“敵視”されている間柄である。

 従来通り開幕していたら、今年両者の対決は組まれていなかったはずだった。しかし今回の報道を受け、ファンからは「1年間最高の対決が見られる!」「アストロズは今年(ドジャースから)逃げられると思っていただろうに(笑)」「ドジャー・スタジアムで試合があったらとんでもないブーイングがされるぞ、100%確実だ」と“歓喜”の声が。

 6月下旬、遅くとも7月2日までにシーズン開幕を目指し始めたメジャーリーグ。どういうフォーマットになるにせよ、無事に野球が行われる日が待ち遠しいのは誰もが同じはずだ。

構成●SLUGGER編集部

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