【巨人の2010年代ベストメンバーは?】MVPを獲得した生え抜きが3人、補強組が多いのもこのチームならでは

【巨人の2010年代ベストメンバーは?】MVPを獲得した生え抜きが3人、補強組が多いのもこのチームならでは

坂本(右)と菅野(左)の2人は投打の核として今もチームをけん引する。写真:金子拓弥(THE DIGEST編集部)、徳原隆元

2020年、新たな年代が幕を開ける。ここで改めて、各チームの10年代を彩った選手を振り返ってみよう。野手は各ポジションか1人ずつ、投手は先発・救援を問わず6人を選出。巨人の10年代ベストメンバーは一体どんな面々だろうか?

捕手:阿部慎之助
一塁:岡本和真
二塁:片岡治大
三塁:村田修一
遊撃:坂本勇人
左翼:アレックス・ラミレス
中堅:丸佳浩
右翼:長野久義
投手:菅野智之
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投手:内海哲也
投手:杉内俊哉
投手:山口鉄也
投手:スコット・マシソン
投手:澤村拓一
  10年代はMVPに輝いた阿部(12年)、菅野(14年)、坂本(19年)が投打の要となり、4度のリーグ優勝を牽引。阿部と坂本はともに守備が重視されるポジションで首位打者獲得&40本塁打超えの打力を発揮し、その存在は大きなアドバンテージとなった。菅野は沢村賞を2度受賞し、18年にはポストシーズン初のノーヒッターを達成。19年にチームを去った長野と内海も、主力として長くチームの土台を支えた。岡本は18年に史上最年少で3割・30本塁打・100打点を達成するなど、待望久しい生え抜きの4番道を着実に歩んでいる。

 補強で加わった選手たちが計5人も入っているのも、巨人ならではか。08〜11年に在籍したラミレスは10年に49本塁打&129打点で二冠王。杉内はノーヒットノーランを記録した移籍1年目の12年から3年連続2ケタ勝利を挙げた。昨年、チームに加わった丸はベストナインとゴールデン・グラブを受賞する活躍で5年ぶりのリーグ優勝に貢献。村田、片岡は期待に十分応えたとは言い難いが、それぞれの長所でチームに不足していたものを埋めた。
  試合終盤に登場した男たちの姿も印象深い。山口とマシソンは主にセットアッパーとしてチームの勝利を守り抜き、12年からのリーグ3連覇を引き寄せた。11年に先発として新人王を獲得した澤村はその後リリーフに転向し、16年にはセーブ王を獲得している。
  選外にも印象的な選手が多い。亀井義行は、規定打席到達こそ10年間で一度だけだが、バイプレーヤーとしてチームを支え続けた。小林誠司は好守が評価され、侍ジャパンの常連にもなった。助っ人ではケイシー・マギー、マイルズ・マイコラスの活躍も忘れ難い。僅差の場面では代打の矢野謙次や代走の鈴木尚広がスタンバイし、ユーティリティの寺内崇幸もベンチの起用に幅を与えた。

文●藤原彬

著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。

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