【広島の2010年代ベストメンバーは?】タイトルホルダーが揃う投手陣、野手からはMVPが2人

【広島の2010年代ベストメンバーは?】タイトルホルダーが揃う投手陣、野手からはMVPが2人

黒田(左)と新井(右)はともに15年に“男気復帰”。16年のチーム25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。写真:朝日新聞社

2020年、新たな年代が幕を開ける。ここで改めて、各チームの10年代を彩った選手を振り返ってみよう。野手は各ポジションから1人ずつ、投手は先発・救援を問わず6人を選出。広島の10年代ベストメンバーは一体どんな面々だろうか?

捕手:會澤翼
一塁:新井貴浩
二塁:菊池涼介
三塁:安部友裕
遊撃:田中広輔
左翼:ブラッド・エルドレッド
中堅:丸佳浩
右翼:鈴木誠也
投手:前田健太
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投手:黒田博樹
投手:クリス・ジョンソン
投手:大瀬良大地
投手:野村祐輔
投手:中崎翔太
  実に14人中13人が2016年に25年ぶりのリーグ優勝を果たした時のメンバー。唯一の例外は前田で、10〜15年の間に最優秀防御率3回、最多勝と最多奪三振が各2回、沢村賞1回と圧倒的な成績を収めて活躍の場をアメリカに移した。前田以外にも好投手が多く、ジョンソン(15年最優秀防御率)、野村(16年最多勝)、大瀬良(18年最多勝)とタイトルホルダーがずらり。大瀬良と野村は新人王、ジョンソンは沢村賞にも選ばれている。

 15年にチームに戻ってきた黒田と新井は戦力としてはもちろん、精神的な支柱としての存在感も大きく、新井は16年にMVPを受賞した。丸は17、18年にMVPを受賞。特に18年は.468という驚異的な出塁率を記録して打線を引っ張った。また、エルドレッドは14年に本塁打王、鈴木は19年に首位打者をそれぞれ獲得。盗塁王も13年の丸、17年の田中と2人を輩出している。菊池は13年から7年連続でゴールデン・グラブを受賞。球団史上でも屈指の二塁手として歴史に名を刻む。
  黄金期を築いたメンバーが中心となるのはやむを得ないとしても、10年代前半、まだ低迷していた頃のチームを支えた選手も忘れてはいけない。ブライアン・バリントンは11年からの4年間で40勝を挙げ、前田とともに先発陣を支えた。遊撃手の梵英心は10年に盗塁王とゴールデン・グラブに輝いた。キャリア後半に守った三塁で選出しようか迷ったが、最終的には安部にした。他にも、4番として打線をけん引した栗原健太や、外野で好守を発揮した赤松真人、廣瀬純も忘れ難い。 現在の主な選外は、勝負強い打撃が持ち味の松山竜平、10年間で425登板とブルペンを支えた今村猛、長年にわたって正捕手を務めた石原慶幸など。ベストチームから漏れた選手でもこれだけの名前が出てきて、しかも助っ人以外はいずれもカープで育った選手。チーム伝統の育成力が息づいていることの証と言っていいだろう。

構成●SLUGGER編集部

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