【ヤクルトの2010年代ベストメンバーは?】球史に残る2人の強打者を輩出した一方、遊撃と先発投手陣に弱点

【ヤクルトの2010年代ベストメンバーは?】球史に残る2人の強打者を輩出した一方、遊撃と先発投手陣に弱点

山田(左)は3度のトリプルスリー、バレンティン(右)は13年にシーズン60本塁打とそれぞれ大記録を打ち立てた。写真:徳原隆元、金子拓弥(THE DIGEST編集部)

2020年、新たな年代が幕を開ける。ここで改めて、各チームの10年代を彩った選手を振り返ってみよう。野手は各ポジションか1人ずつ、投手は先発・救援を問わず6人を選出。ヤクルトの10年代ベストメンバーは一体どんな面々だろうか?

捕手:中村悠平
一塁:畠山和洋
二塁:山田哲人
三塁:川端慎吾
遊撃:大引啓次
左翼:ウラディミール・バレンティン
中堅:青木宣親
右翼:雄平
投手:小川泰弘
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投手:石川雅規
投手:館山昌平
投手:石山泰稚
投手:林昌勇
投手:トニー・バーネット
  最下位4回に5位が1回と低迷シーズンが多かった10年代だが、MVPを2人選出。バレンティンは11年からの在籍9年間で288本塁打、13年にはプロ野球新記録の60ホーマーを放ち、最下位からのMVP選出という快挙を成し遂げた。10年のドラフト1位指名で入団した山田はトリプルスリーを史上最多の3度も達成。いずれも、球団史はおろかプロ野球史に残る偉大な選手だ。

 最も頭を悩ませたのが一塁と三塁。昨年、高卒2年目選手のシーズン最多本塁打記録に並ぶなど大ブレイクした村上宗隆を入れたかったが、リーグ優勝した15年に打撃タイトルを獲得した畠山(打点王)と川端(首位打者)を外すことはどうしてもできなかった。名遊撃手として鳴らした宮本慎也も晩年は三塁を守り、11年は三塁手プロ野球新の守備率.997を記録してベストナインとゴールデン・グラブを受賞している。
  遊撃手はこれという存在が見当たらず、逆の意味で選出に苦労した。10年間でシーズン100試合に出場したのは、10年の川端と18年の西浦のみ。大引啓次も候補だったが、単純に遊撃での出場試合で上回る西浦にした。二塁にはいぶし銀の存在感を発揮した田中浩康もいるが、山田では相手が悪すぎた。

 外野陣はバレンティンを筆頭に鉄板と言っていいだろう。青木は12〜17年のMLB在籍を挟んで常に安定した打撃成績をマーク。投手から外野に転向した雄平は14年にベストナインを受賞している。入団した16年から3年続けて打率3割前後を残した坂口智隆も、ここには割って入れない。
  投手陣はプロ1年目の13年にいきなり最多勝を獲得した小川が筆頭格。先発では他に10年間にわたってローテーションを守り続けた石川、08年から5年連続2ケタ勝利を挙げた館山が入るが、他のチームと比べるとやや弱い印象は否めない。逆にリリーフは林、バーネットの両助っ人の活躍が印象深い。フル回転した秋吉亮もできれば入れたかったが、先発・中継ぎ・抑えどこでもこなした石山を選んだ。

構成●SLUGGER編集部

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