ヤクルトは2年連続最下位…アメリカの成績予測サイトが予想。1位から4位までのゲーム差「5」と“混セ”の予感も

ヤクルトは2年連続最下位…アメリカの成績予測サイトが予想。1位から4位までのゲーム差「5」と“混セ”の予感も

ヤクルトは山田がさすがの成績を残すとの予測の一方で、それ以外が……。写真:山手琢也

アメリカ野球データ専門サイト『FanGraphs』が、19日に開幕する日本プロ野球の順位予想を『ZiPS』というデータ予測システムを用いて行った。『ZiPS』は過去数年の成績を土台としながら、平均への回帰や年齢の変化、成績の内容を加味して予測していくものである。果たして、予測システムが算出した今年のパ・リーグ順位はこのようになった。

【『ZiPS』順位予想】
1位 巨人:68勝55敗2分(勝率.553)
2位 DeNA:64勝59敗2分(勝率.520)
       広島:64勝59敗2分(勝率.520)
4位 阪神:63勝60敗2分(勝率.512)
5位 中日:56勝67敗2分(勝率.456)
6位 ヤクルト:54勝69敗2分(勝率.440)

 “混セ”到来との予測だ。1位から4位までのゲーム差はわずか「5」との見立てとなっている。それでも、激戦を制するのは昨年の覇者、巨人となった。

 記事ではキーマンとして丸佳浩の名が挙げられた。広島時代の17〜18年に2年連続MVPに輝き、同年オフに巨人へ加入した外野手は、今季は1年目を上回る出塁率.410/長打率.510との予測が出ており、引き続き打線を牽引する存在になりそうだ。一方、新型コロナウイルスで陽性反応が出た坂本勇人に関しては、その影響が成績予測システムでも対応できないファクターとなっていて、予測値がいくらか下方修正される可能性があるとも。ウイルスが主将のバットに影響を与えるようなら、巨人も楽観視はできないのかもしれない。
  昨年も2位に入ったDeNAでは、来日から2年連続で本塁打王に輝くソトが、34本で3年連続まで記録を伸ばすとの予測。“ハマの大砲”、筒香嘉智の流出によって打線の迫力は低下しているが、記事ではセ・リーグがあまり強くないことからそこまで響かないと見て位tら。エース・今永昇太が11勝8敗、防御率3.41で先発陣の核になるとしている。

 DeNAと同じ勝率と予測された広島では、三冠王を狙う鈴木誠也が打率.334、出塁率.453、長打率.565という驚異的な成績を残すと算出されている。しかしそれ以上に先発陣の奮闘が予測されており、大瀬良大地が12勝7敗、防御率3.33、K・ジョンソンが10勝6敗、防御率3.18、床田寛樹が7勝6敗、防御率3.53と強みになるとも。
  球界最高の投手陣を持つ一方で打線に苦労する阪神は、『ZiPS』の予測でも今季も得点力が上がらないと出ている。しかし、西勇輝、秋山拓巳、岩貞祐太、ガルシアの4人が防御率3.50以下&100奪三振以上という頼もしい予測がされており、今年も投手力が武器になるか。

 昨年は“登り竜”となって今季に期待される中日だが、最優秀中継ぎ投手となったロドリゲスの流出が響くとの予測。また、4番・ビシエドは打率.308、OPS.857と好成績を残すとみられている一方で、予測OPS.700以上は彼を含めた4人だけと得点力が悩みの種になるとの見立てだ。
  もっとも、今回の試合数は125試合をベースに作られており、今季実施される試合数より5試合多い(おそらく、算出時には以前の報道ベースで行ったものと思われる)。また、メジャーリーグには引き分けという概念がないことから算出には苦労したとも綴っていた。

 予測はあくまで予測。こうした見方があるものなのだなと参考にしながら、明日から始まるプロ野球を楽しむのはどうだろうか。

構成●SLUGGER編集部
 

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