【ロッテの2020年を左右する3つのポイント】FA加入の2人は活躍できる? 若手の成長にも期待大

【ロッテの2020年を左右する3つのポイント】FA加入の2人は活躍できる? 若手の成長にも期待大

今季は美馬(左)、福田秀(右)と2人もFA選手が加入。彼らはロッテ飛躍のきっかけとなれるのだろうか。写真:金子拓弥(THE DIGEST編集部)

どんなチームも未知数の要素を抱えてシーズンを迎えるもの。2020年のロッテの浮沈を左右するであろう3つの要素を分析してみよう。

●1 種市はエースへ成長できるか
 ドラフト1位で入団した佐々木朗希はじっくり育てる方針。昨季は規定投球回到達者が一人もいなかった先発投手陣には美馬学が加わったが、ローテーションの先頭で引っ張るというよりは堅実にイニングを積み重ねるタイプだ。むしろエースとして期待されるのは、昨季ブレイクした種市篤暉。年間を通じてローテーションを守った経験はないが、今季は短縮シーズンなので開幕から飛ばしてもスタミナ切れの不安は少ない。「投げる試合は全部勝つつもり」と言うくらい自信も深めている種市に刺激を受ければ、やや停滞気味の二木康太も殻を破れるかもしれない。

 ●2 FA新加入組の2人は活躍できるか
 これまではFA選手を「取られる」イメージが強かったロッテが、巨人などとの争奪戦を制して2人もFA選手を獲得したのはかなりの衝撃だった。美馬も福田秀平もチームを劇的に変化させるというよりは厚みを加えることを期待されての加入だが、それでもしっかり働いてもらわないことには上位進出は難しい。美馬は古巣・楽天との練習試合(7日)で6失点、福田秀もバットは振れているが左足の状態に不安を抱えている。そこまで心配する必要はないだろうが、シーズンに入っても状態が上がらないようだと、チームの目算にも狂いが生じる。福田秀の場合はレギュラーとして1年間活躍を継続できるかどうかも注目ポイントだ。

●3 ブレイクする若手が出てくるか
 佐々木朗以外にも、ロッテは楽しみな若手が目白押し。オープン戦ではドラフト5位の福田光輝がホームランを連発して目立っていたが、ここへ来て2位指名の捕手・佐藤都志也が猛アピール中。5日の練習試合(対楽天)では則本昂大から右翼席へぶちこみ、7回にももう1本放った。田村龍弘が腰に不安を抱える中、正捕手争いに加わる可能性も出てきた。故障で出遅れた3位指名の部瑛斗も売り物の足で評価を高めている。3年目の安田尚憲も負けていられない。空きポジションがないのが悩みだが、もう二軍に置いておく意味はなく、一軍で出場機会を与えたい選手だ。彼らの活躍で戦力が底上げされれば、かなり楽しみなチームになるはずだ。

文●出野哲也

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