【今週のパ・リーグ展望】千賀×山本、日本球界が誇る最高級のマッチアップが実現。波に乗る日本ハムはロッテと対戦

【今週のパ・リーグ展望】千賀×山本、日本球界が誇る最高級のマッチアップが実現。波に乗る日本ハムはロッテと対戦

千賀(左)、山本(右)とも決して本調子ではないが、ハイレベルな投げ合いを見せてほしい。写真:徳原隆元

●西武−楽天(メットライフ)
11日(火)高橋光成−弓削隼人
12日(水)十亀剣−涌井秀章
13日(木)松本航−松井裕樹
14日(金)與座隼人−則本昂大
15日(土)ニール−塩見貴洋
16日(日)本田圭佑−福井優也

 西武は8月に入って1勝6敗と低調で、ついに5位まで転落してしまった。特に気になるのが打線の不振で、7月28日〜8月4日にかけてプロ野球ワーストタイの6試合連続2ケタ三振。5日の試合に快勝して記録もストップさせたが、翌日から4連敗と波に乗れなていない。ただ、実は三振以上に痛いのが1、2番の出塁率が低いこと。どちらも2割台で、ここを改善しない限り得点力は上がってこない。

 対照的にリーグダントツの得点力を誇る楽天は、前節のソフトバンク戦を4勝2敗で勝ち越して同率首位に立った。特にロメロは8月に入って7試合で打率.481、5本塁打と絶好調。西武とすれば、まずこのロメロをどう止めるかがテーマになるだろう。

 先発再転向でまだ勝ち星がない松井の投球にも注目が集まる。一軍復帰登板となった前回のソフトバンク戦は今季初めて5回を投げ切ったものの、8安打3奪三振3失点で負け投手となった。西武とすれば、昨年、松井相手に4打数3安打3本塁打と絶対的な強さを発揮したメヒアの打棒に期待したいところだ。●ソフトバンク−オリックス(PayPayドーム)
11日(火)千賀滉大−山本由伸
12日(水)和田毅−張奕
13日(木)石川柊太−山崎福也
14日(金)東浜巨−村西良太
15日(土)二保旭−田嶋大樹
16日(日)大竹耕太郎−アルバース

 シリーズ初戦の11日は、現在のプロ野球界で最高のマッチアップと言っても過言ではない対戦が実現する。山本は千賀からお化けフォークを教わり、千賀も山本の意識の高さを称賛するなど、良きライバルとして互いを高め合う2人の対戦は、両チームのファンならずとも注目。どちらも決して本調子ではないが、高レベルの投げ合いに期待したい。

 オリックスは前節、ホームでのロッテ戦に1勝4敗1分と負け越し。特に得点力不足が深刻で、8月は7試合でわずか1本塁打、5試合連続で3点以下しか挙げられていない。ヒットが出ていないわけではなく、7日の試合では17安打を放ちながら3点しか奪えずに敗戦。ベンチワークも含めた戦略の見直しが必要だろう。先発投手陣のやり繰りも苦しい。12日は張、14日はドラフト3位ルーキーの村西が先発か。 ソフトバンクはデスパイネとグラシアルがチームに合流。打撃練習などもこなしており、出場登録は時間の問題だろう。バレンティンや松田宣浩の調子がなかなか上がらない中、打線の起爆剤として期待される。

●ロッテ−日本ハム(ZOZOマリン)
11日(火)美馬学−上沢直之
12日(水)小島和哉−金子千尋?
13日(木)岩下大輝−河野竜生
14日(金)石川歩−加藤貴之?
15日(土)種市篤暉−有原航平
16日(日)二木康太−バーヘイゲン

 日本ハムは7月28日以降の11試合で9勝2敗と大きく勝ち越し、最大で6つあった借金を完済して貯金2。今、12球団で一番好調なチームと言っても過言ではない。このまま一気にAクラス浮上といきたいところだが、一方で3位のロッテも前節でオリックスに4勝1敗1分。今後のCS争いを占う上でも重要なシリーズとなりそうだ。 ロッテの先発投手陣はここ5試合連続でQSを記録と安定感を発揮。軽度の右ヒジ違和感で登録抹消となっていた種市も、週末に復帰する可能性が高い。一方、日本ハムは先発右腕の杉浦稔大とマルティネスが登録抹消。ローテーションを再編して臨むが、先発陣に関してはロッテが一枚上手と見るべきだろう。

 それだけに、日本ハムとすれば打線が援護したいところ。特に、今季のロッテ戦で打率.474、4盗塁で失敗ゼロの西川遥輝、打率.227ながら6試合で2本塁打、10打点の中田翔には期待がかかる。一方、ロッテは現在絶好調のマーティンに期待。日本ハム戦でも打率.348、2本塁打と相性がいい。

構成●SLUGGER編集部

【ソフトバンクPHOTO】目指すは4年連続日本一!2020年のスローガンは「S15(サァイコー!)」

関連記事(外部サイト)