「ひとつ恩返しできたかなと思う」日本ハムの1位指名・伊藤大海が両親、亡き祖父へ感謝を伝える

「ひとつ恩返しできたかなと思う」日本ハムの1位指名・伊藤大海が両親、亡き祖父へ感謝を伝える

日本ハムに1位指名され、サポートしてくれた家族への感謝を伝えた伊藤。写真:大友良行

2020年のプロ野球ドラフト会議が終了。日本ハムから単独1位指名を受けた苫小牧駒大の伊藤大海は、TBSの『ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう』に登場し、これまでサポートしてくれた家族への感謝のメッセージを伝えた。

 北海道の鹿部町出身で、たこ壺漁師の父、祖父を持つ伊藤は、小さい頃からダルビッシュ有に憧れて育った。そんな伊藤の宝物は、小さい頃に祖父が手作りしてくれたバッティングネットだったという。しかし、その祖父は伊藤の中学卒業式の日に船の中で機械に頭を強打し、突然の別れを迎える。当時の心境について、伊藤は「しばらく受け止めるのに時間がかかった。悲しいというよりも何でという気持ちの方が強かった」と振り返っている。
  祖父の死から半年後、伊藤はこの悲しみを乗り越え、秋季北海道大会で1年生ながらマウンドに立ち、秋季北海道大会で優勝。春の甲子園出場を決めた。さらに甲子園でも活躍を見せ、大学でも日本代表でクローザーを拝命するなど大きく成長。そして、今回はドラフト1位指名でプロ入りを果たした。

 ドラフト後、伊藤は「ほっとしたというのが一番」と胸中を明かし、亡き祖父に対しては「口数が多くない方だったので、そっと見守ってくれているという印象が強い。応援行くぞというよりも、こそっと来てくれるおじいちゃんが好きでした」とコメント。また、番組内で家族へあてた手紙を読み上げ、「天国のおじいちゃんへ。今日プロ野球選手になることができました。陰ながら応援してくれてサポートしてくれたおじいちゃんにひとつ恩返しできたかなと思います。これからも見守ってください」とメッセージを送った。

 さらに、両親へは「ここまで何不自由なく、文句ひとつも言わずに育ててくれてありがとう。二人のもとに生まれて幸せです」と感謝。「二人がこれまで育ててくれた丈夫な身体と心を武器に、プロ野球という世界で戦っていきたいと思っています。これからも一番のファンでいてください」と手紙を締めくくっている。

構成●THE DIGEST編集部

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